「takam」さんのページ
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6点 闇狩人
現代版仕置き人。
漫画家を目指す主人公が恨みを晴らす代理人となり、法がさばけない悪人に鉄槌を下すという王道の短編ストーリー。
でも、定規で人を殺すって、今思うと、かなり無理あるような気もする。
たあ、王道だけあって、安定感のある面白味があります。
主人公、間 武士の普段と、仕事の時のギャップもかっこいい。
あまり絵はうまくないですが、たまに読みたくなる漫画。
ヒロインのユキエとのやり取りも、月間ジャンプっぽく、付かず離れずでいいスタンスでお話が進行します。
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[投稿:2014-03-27 00:43:52] [修正:2014-03-27 00:43:52] [このレビューのURL]
8点 緋の稜線
少女漫画ですが、男性も楽しめると思います。
主人公瞳子が魅力的。
後半はもう作中の男性と同じく崇拝の域に達するぐらい。
緋の稜線というタイトルのように、起伏にとんだ人生を歩みながら、振り返るとその選択の一つ一つが幸せにつながっているように感じます。
何度読み返しても面白い。
自信を持って、お勧めできます。
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[投稿:2014-03-27 00:21:52] [修正:2014-03-27 00:21:52] [このレビューのURL]
ファミコン世代の人はきっと懐かしい気持ちになること請け合い。
チャレンジャーから始まるファミコンネタは最後、スーパーファミコンの発売とともに完結している。
ギャグの質は高いほうかと思われるが、いかんせんパロディなので、あるあるネタと突っ込みの勢いで読ませる展開になっている。
主人公はタカ、シゲ坊、マコの3人、ヒロインのトモとアヤに加えて、同時期月刊ジャンプに連載していた「マンモス」からのパロディキャラで出てきているゴージと兵頭が各ファミコンソフトのゲームキャラに扮してドタバタコメディを繰り広げています。
タカ以外、全員ボケ。突っ込み不足だが、ボケ倒して終わることしばしば。
当時のソフトを知らない人には何のことか不明だと思われるので、世代を選ぶ漫画ですが、TVゲームが新しい遊びであった時代に生きた人にはお勧めできます。
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[投稿:2014-03-26 00:10:24] [修正:2014-03-26 00:10:24] [このレビューのURL]
10点 スキップ・ビート!
芸能界を舞台にした主人公キョーコの、いろんな意味での恋物語。
とにかく感情の起伏が”マイナス方向に”すごく深く描かれるので、”演技”という場を得た時のギャップが素晴らしく気持ちのいいストーリーを作り出します。
TVアニメ版も面白いですが、漫画版は輪をかけてマイナス面に磨きがかかっていて、その格差たるや作者が魂削ってるレベルかと。
個人的には事務所社長の娘を説得するエピソードが、すごく洗練されたコマ運びとセリフ回しで素直に感動しました。この回がフェイバリットですね。
10点なのは、この作品を借りたきっかけで親密になった女性が、今の奥さんだったりするからです。なのでちょっとボーナス点が入ってるかも。
でも、男性でも楽しめる面白い作品なのは間違いありません。
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[投稿:2014-03-22 22:41:19] [修正:2014-03-22 22:41:19] [このレビューのURL]
7点 イレブン
最初、「キャプテン」のサッカー版かなと思いつつ読み始めたものの、主人公「青葉茂」の成長力がとんでもなく、そのステージの上がりっぷりが楽しみになっていく作品です。
成長といっても、今風の才能や考え方をかえて強くなる類のものではなく、熱血スポ根漫画の王道を行く感じで、壁にぶつかり、努力と根性と少々の機転によって、それを乗り越えていく作品なので、主人公に感情移入しやすく、サクセスストーリーとして楽しむ事が出来ます。
サッカーがこれだけ市民権を得た今見ると、サッカーの技ひとつとっても、いろいろ気になる点はいろいろあるんでしょうが、月間ジャンプの読者層(きっと小学校高学年から中学生)には、単純に憧れとして見れる部分があるんじゃないかと思います。
ブラジルに行った時に観光客のように通訳本を見ながらタクシーに乗って一悶着起こしそうになるものの、サッカーでほっこりした感じに落ち着くようなエピソードを読んだとき、(ありがちですが)当時は本人の積極性と適用力に感心したりしてました。
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[投稿:2014-03-22 22:05:42] [修正:2014-03-22 22:05:42] [このレビューのURL]
8点 死神くん
えんどコイチというと、週刊少年ジャンプでアニメもした「ついでにとんちんかん」が有名ですが、”生と死”という同作者とは思えないほど重いテーマをギャップのある絵で描いています。
きっと多数の作品の中で気に入る話があるはず。
印象的に残っているのは「心美人」「老兵は去らず」「娘どろぼう」「母ちゃんなんていなくなれ」「ヒーロー先生」とかでしょうか。
どの話も、死に直面した人間の欲求を死神くんとのやり取りでシニカルな笑いにして楽しませながら、人間の優しさを感じることのできる作品です。
きっと娘が小学生に入って漫画に興味を持ち始めたとき、自信を持って勧める事が出来る作品です。
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[投稿:2014-03-22 20:47:29] [修正:2014-03-22 20:47:29] [このレビューのURL]
9点 ぼくの地球を守って
夏休みの午前中、幻想的な音楽と共にTVでみたOVAから興味を持ち、大学時代に勧められて読み切った後は、ありし日に見た音楽と同じで、とても気持ちがよい読了感と、切なさが胸をいっぱいにする作品。
少女マンガでありながらSF。また、超能力バトルになる下りは男にも十分に萌える展開。僕にとって少女マンガへの意識を変えた作品です。
転生というキーワードと、記憶。蘇る記憶とともに明らかになっていく真実。真実は切なさと共に明らかになっていく作品の流れは、一つの推理小説を読んでいくような気持ちも味わえます。
絵は最初、読みづらいかもしれないけれど、少し我慢して読み進めていきましょう。
ラスト、自分的には、今までの行為をすべて許せるものとはできず、少し引っかかる部分はあります。主人公が幸せであればいいよねと、なんだか、片思いの女性が自分ではない誰かと付き合うような感覚になったのを覚えています。だからなんだか切ない気持ちになるのかもしれませんね。
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[投稿:2014-03-22 20:28:36] [修正:2014-03-22 20:28:36] [このレビューのURL]