「トニーモンタナ」さんのページ

総レビュー数: 471レビュー(全て表示) 最終投稿: 2014年10月28日

指を切ってしまいそうな鋭利でシャープなコマ割りや画面構成です。

同ポジの構図を何度も繰り返すのがグルーヴにもなってるし、視線の交換の魅せ方も熟知しています。

恋愛や共依存を鏡面的に配置して見せるコマ割りが端正でカッコイイです。映画で言うカットバックのような細切れでスリリングに見せてることが多いです。
主従関係などの危ない関係性に侵犯していくのがエロティシズム満載です。

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[投稿:2020-04-06 18:22:46] [修正:2020-04-06 18:22:46] [このレビューのURL]

変態の見本市。変態の総合商社。
変態を変態で攻略して仲間になっていくのはエンタメとして楽しいし、「特攻大作戦」や「スコットピルグリム」が浮かびました。

マルキドサドをデフォルメ化して漫画にした感じですかね。絵のデフォルメだけじゃくて奇怪なことをフラットに描く内面のデフォルメも達者です。最初のページの放尿シーンから倒錯して逸脱してます。

イマジナリーセックスフレンドとかの語感もいいです。

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[投稿:2020-04-06 14:10:17] [修正:2020-04-06 14:10:17] [このレビューのURL]

正三角形の恋愛。三人を分割するコマ造形も練られてます。

陰で人物同士の隔たりなどを表現してるのが漫画的体験がたくさん得られます。陰や隔たりが消失していくのが反復と差異になってます。

冥界と現実のの往来も緻密でホラーのフォーマルです。付属品的な冥界描写じゃなく、ちゃんと異質に描いてます。

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[投稿:2020-04-06 13:22:40] [修正:2020-04-06 13:22:40] [このレビューのURL]

表題作や「夏休みの町」などトーンや陰影のつけ方が巧いです。孤独や寂しさが漫画的に視覚化されてます。

現実の非現実、意識と無意識の間をシームレスに浮遊している感覚が心地いいです。現実と幻想の質量保存の法則。

「青いサイダー」は逆にトーンが一切なく描線もカクカクとしていて白が基調。今作や「夏休みの町」ひと夏の思い出、喪失や通過儀礼ものとして高水準です。

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[投稿:2020-04-06 13:04:52] [修正:2020-04-06 13:04:52] [このレビューのURL]

外的因子の介入しない二人だけの高尚で深遠な世界。恋の高揚や救済だけじゃなく「石鹸」とか離別を描いた切ない話もあります。

感性やセンスだけの作品じゃなく、コマの縮小や拡張も明敏でスマートです。

「明日も触りたいね」はボーイミーツガールのメインストリームです。傘の見開きは情緒たっぷりです。電車が恋のギミックとして巧みです。

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[投稿:2020-04-06 12:26:55] [修正:2020-04-06 12:26:55] [このレビューのURL]

建物に記憶があるっていう設定に惹かれます。

黒髪でミステリアスな美少女っていうのが、冬目イズムが利いてます。
街並みや幻想的な雰囲気も好きです。

まだあまり謎も解決してないので、どうなるか期待してます。

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[投稿:2014-11-22 20:51:10] [修正:2020-04-05 22:25:44] [このレビューのURL]

漫画でこういう脱獄ものはありそうでない気がします。
映画は「暴力脱獄」とか名作多いですが。若干影響もしてそうです。

主人公の社会の不条理に屈しない真っ直ぐな道徳心や反骨精神が主軸の展開が熱いです。

取り巻きのキャラも純真で魅力的です。

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[投稿:2014-10-29 22:13:44] [修正:2020-04-05 22:20:16] [このレビューのURL]

デビュー同時から思春期の苦悩や性衝動など描いていることは同じです。
この作品のリメイクが今の作品と表記する方が正しいですが。

男性器に執着する女子高生という発想はいいですが、
執着する理由が少し不鮮明でした。

巻末に載っている「スーパーフライ」も良かったです。

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[投稿:2016-04-30 12:31:40] [修正:2020-04-05 22:16:59] [このレビューのURL]

実にアフタヌーンらしい作品です。

妖怪や自然との共存を描いたもので、妖怪を敵視して、バトルとかはしません。
妖怪がそこまで干渉しない、絶妙な距離感が良いです。

ほのぼのとしていて読み心地も良く、好感が持てるオチです。

民俗学などもしっかり調べてあります。

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[投稿:2014-12-11 11:18:12] [修正:2020-04-05 22:14:39] [このレビューのURL]

どのコマも美しいです。角膜が潤います。
ストーリーでは漫画を評価せずに内面とアクションの呼応やコマ割りを重視してるので至福でした。

無気力な私立探偵とアンニュイな画調と調和してます。オフビートさというか達観したニヒリズムみたいのが嗜好に合います。元々鶴田作品にプロットや論理的整合性はないと思いますが。

ベネチアの風景が壮観で、街を闊歩するような快活さがあります。夜のベネチアの風景の魅力、ベタの塗り方とかは手練れてます。扉絵はポストカードにしたいくらい見とれます。

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[投稿:2020-04-05 22:00:40] [修正:2020-04-05 22:00:40] [このレビューのURL]