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人間描写だけ言えば現役漫画家のトップクラス。
名前もないキャラクターひとりからさえその人生を感じさせるのだから。
この作品を読んだら、『DEATH NOTE』の夜神月を指示することをやめたくなりましたとだけ言わせてください。
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[投稿:2006-12-23 03:59:56] [修正:2006-12-23 03:59:56] [このレビューのURL]
9点 敷居の住人
熱いメッセージや目の覚めるような成長も別になく、緑の髪した少年を一歩引いた目線から観察しているだけの思春期マンガ。
なんて言うんだろう、この感覚は。志村貴子さんの作品を読むといつも感じるこの心に染みるおもしろさ。
独白が多くて、セリフが極力削がれた静かな心理描写。空白を多く残した白くて引き込まれる絵柄。妙にリアリティ漂う空気。
ああそうか、これはあれだ。『シンクロ』だ。
他人事じゃないからこんなに染みるんだな。
つまり私は「本田くんモード」だったり「キクチさんモード」だったり、「敷居の住人」をズブズブ読んでいる時、すっかり彼彼女らと同調して(させられて)いるのである。
夜の歩道橋で主役二人がなんとなくぐちり合うシーン。私の居場所はきっと現実ではなく、マンガの中のキャラの中なのだ。
うーん、こんなマンガはなかなかお目にかかれない。
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[投稿:2006-10-04 04:50:52] [修正:2006-10-04 04:50:52] [このレビューのURL]
9点 デビルマン
途中ちょっとだるい。でも締めがすごく巧くて、なおかつおもしろかった。
人間の狂気はエンターテイメントになり得るのですね。
デビルマン・フォロワー的な作品は本家を超えれてないとよく聞くが、正直最初にやったモン勝ちだと思う。それにテーマや流れ以外の部分は酷かったりするし、少々過大評価な感も否めなかったです。名作だけどね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-09-27 23:51:07] [修正:2006-09-27 23:51:07] [このレビューのURL]