「バラハ」さんのページ

総レビュー数: 20レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年01月10日

夢中で単行本を読んでいました。
いたるところで妖怪を退治、または諭していく潮ととら。
彼らの知らないところでも他の登場人物の様々なストーリーが進んでいく。
その全てが最後の戦いに向けて一つになっていく。
どのエピソードも秀逸だが、やはりこの作品のボルテージはクライマックスで最高潮に達する。
全てを忘れて作品の世界に引き込まれ夢中でページをめくってしまう。

単行本にして30巻を越える長期の連載でありながら、最高の場面を最高の形で最後にもってくる構成力。
少年漫画の最高傑作と言っても差し支えないのではないかと。
自分の子供にも是非読ませてあげたい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-22 20:03:18] [修正:2007-01-23 15:58:24] [このレビューのURL]

8点 洗礼

これが少女向けのマンガ雑誌に掲載されていたとは。
本当に「少女」が読んだらトラウマになってしまいそうな作品。
ストーリーもさることながら、楳図先生独特の描写がこれでもか!と言うぐらい盛り込まれてます。
結末にはどんでん返しも控えており、楽しませてもらいました。

ただ、子供の頃には読みたくない作品ですね・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-22 18:29:23] [修正:2007-01-22 18:29:23] [このレビューのURL]

思ってた以上に長く続いた作品。
基本は格闘モノだけど笑いの要素が随所に盛り込まれていて飽きさせない。
ストーリー的には良くあるパターン。主人公が倒してきた様々な敵たち
は最大の見せ場に終結し共に戦う・・・ではあるが主人公も含め多彩な格闘技が登場しておりそれも見どころかと。
読んでみればツッコミどころ満載ではありますが、そこはご愛嬌。
試しにどうぞ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-22 18:09:28] [修正:2007-01-22 18:09:28] [このレビューのURL]

5点 トキオ

だいぶ前に読んだ作品。
復讐を題材とした作品は好きな方だが私としては兄の死に方が結構悲惨だったので、もっと非情に復讐に徹しても良かったかなと・・・
ましてやそれがきっかけで母親まで亡くなっているという設定であれば尚更復讐の度合いがぬるい気がする。
話は二部構成だけど一部でまとめてしまったほうが良かったでしょう。
結局核だった「復讐劇」も中途半端で終わってしまいましたので、ちょっと残念な作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-19 20:23:43] [修正:2007-01-19 20:23:43] [このレビューのURL]

動物を主人公とした作品としては最高峰だと思っております。
犬達が熱い会話をしていることにも何ら違和感は感じません。
むしろ「犬の世界は凄いなぁ」と感心させられてしまいました。
少年漫画に必要なキャラクターも揃っており皆それぞれ魅力があります。その中でも個人的にはリキと紅桜が際立ってました。
ただ・・・赤カブトで終わりにしても良かったのかなと・・・
それでもこの作品は充分楽しめます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-01-17 11:38:40] [修正:2007-01-17 11:38:40] [このレビューのURL]

9点 MW

こんな作品を30年も前に発表してしまうとは・・・
やはり手塚先生は凄すぎます。
今でこそあたりまえに描かれる猟奇殺人や同性愛を私の生まれる前に既に作品に取り入れてしまっている。
もちろん作品としての完成度は高くただの変質的な作品ではなく社会的な要素も取り入れ、結末も「にやり」とさせてくれます。
発表された当時の評価は知りませんが今読んでも充分楽しめる作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-16 08:19:40] [修正:2007-01-16 08:19:40] [このレビューのURL]

当時、歴史シュミレーションゲームの三国志(光栄の最初の三国志)にはまっておりしかし「三国志」の物語自体を知らない私は、手っ取り早く三国志を知ろうとこれを題材にしたマンガを探し、この作品を見つけました。
結論から言いますと三国志を知る為の作品とすればまったく役に立ちません。完全に本宮先生のオリジナルに仕上がっており、ストーリーも三国史になるずっとまえのエピソードまでで終わって(打ち切られたのかな)しまってます。
まぁ三国史好きな方は古本屋で見かけたらちょっと立ち読んでみられてはいかがでしょう。
ちなみにこのマンガを元にしたアーケードゲームとTVゲームは当時大ヒットしてました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-13 12:10:05] [修正:2007-01-13 12:10:05] [このレビューのURL]

登山に生涯をかけた男、羽生丈二と、数奇な運命により彼を追うことになったジャーナリストの物語。
有名な登山家であり作中におけるキーパーソンでもある「ジョージ・マロリー」はインタビューでなぜ山(エベレスト)に登るのかと問われ「そこに山があるから」と答えている。非常に有名な言葉である。
それに対し作中に羽生丈二は「そこに山があるから登るのではない。俺が俺であるために山に挑みつづけるのだ」と言っている。鳥肌が立った。
圧倒的な迫力で描かれる登山の様子。まるでそこに自分がいるかのような錯覚に陥る鬼気迫る描写。
ヒトは究極の孤独と極限状態の中、何を見るのか。
なぜ自分をそこまで追い詰めるのか。
登山の知識など無くても十分引き込まれます。
かなりの名作だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-12 17:01:15] [修正:2007-01-12 17:01:15] [このレビューのURL]

私はとりわけ政治の世界に精通しているわけでもなく、関心が高いわけでもない。
でもこの作品は日本の政治家に読んでもらいたい気がする。
全編通してとにかく熱い。登場人物が熱い。台詞が熱い。主人公2人の生き様・信念が熱い。
これでは暑苦しい作品かと思われてしまいますが作者の描く人物はスマートでありながら(そうでない人物もいるが)内に秘めた信念を感じさせてくれる。
劇画調なため好き嫌いの分かれるところだが、一度呼んでいただければそのストーリーと登場人物に惹かれていくこと間違いなし。
名作だと思います。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2007-01-12 12:25:37] [修正:2007-01-12 12:25:37] [このレビューのURL]

不良漫画というジャンルがあるならば私の中ではこの作品が最高傑作です。
連載当初は当時、はやった高校生の喧嘩漫画と思っていたが、続々と登場する個性的で魅力あふれる人物たちに、時に共感し時に憧れながらどんどん引き込まれていきました。
まぁ私の学生生活に関しては普通そのものでしたが・・・
絵も連載とともに格段に良くなり見た目も生き様も本当に格好良い男たちの話に仕上がってます。
また、全くといって色恋事が無い点、と言うより女性の登場人物がいないところもまさに「男」たちの物語であることをより印象付けてくれます。
魅力的な登場人物が多いため外伝などの別冊でさらに深い話が披露されているところも心にくい。
同作者の作品「QP」でも多少、クローズの登場人物についての後日談が紹介されているので気になる方は是非。
もちろん続編の「WORST」も必見!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-11 10:55:41] [修正:2007-01-11 10:55:41] [このレビューのURL]

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