「バラハ」さんのページ

総レビュー数: 20レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年01月10日

9点 三国志

中学生の頃に友達から全巻五千円で売ってもらった。
私の三国志の知識は全てここから得たものと言っても過言ではない。今までに何回読み返したか分からない。
重要な人物ではない場合、横山先生の作品は皆同じような顔が多いが全く気にならなくなるぐらい読み込みました。
有名どころが皆死んでしまった頃からはちょっと寂しくなるが、もし「小説は苦手だけど三国史の世界が知りたいなぁ」という方は、まずこれを読みましょう。
あくまで「三国史演義」に基づいた作品なので「正史」を知りたい方は別で探しましょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-03-07 18:35:57] [修正:2007-03-07 18:35:57] [このレビューのURL]

9点 MW

こんな作品を30年も前に発表してしまうとは・・・
やはり手塚先生は凄すぎます。
今でこそあたりまえに描かれる猟奇殺人や同性愛を私の生まれる前に既に作品に取り入れてしまっている。
もちろん作品としての完成度は高くただの変質的な作品ではなく社会的な要素も取り入れ、結末も「にやり」とさせてくれます。
発表された当時の評価は知りませんが今読んでも充分楽しめる作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-16 08:19:40] [修正:2007-01-16 08:19:40] [このレビューのURL]

登山に生涯をかけた男、羽生丈二と、数奇な運命により彼を追うことになったジャーナリストの物語。
有名な登山家であり作中におけるキーパーソンでもある「ジョージ・マロリー」はインタビューでなぜ山(エベレスト)に登るのかと問われ「そこに山があるから」と答えている。非常に有名な言葉である。
それに対し作中に羽生丈二は「そこに山があるから登るのではない。俺が俺であるために山に挑みつづけるのだ」と言っている。鳥肌が立った。
圧倒的な迫力で描かれる登山の様子。まるでそこに自分がいるかのような錯覚に陥る鬼気迫る描写。
ヒトは究極の孤独と極限状態の中、何を見るのか。
なぜ自分をそこまで追い詰めるのか。
登山の知識など無くても十分引き込まれます。
かなりの名作だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-12 17:01:15] [修正:2007-01-12 17:01:15] [このレビューのURL]

私はとりわけ政治の世界に精通しているわけでもなく、関心が高いわけでもない。
でもこの作品は日本の政治家に読んでもらいたい気がする。
全編通してとにかく熱い。登場人物が熱い。台詞が熱い。主人公2人の生き様・信念が熱い。
これでは暑苦しい作品かと思われてしまいますが作者の描く人物はスマートでありながら(そうでない人物もいるが)内に秘めた信念を感じさせてくれる。
劇画調なため好き嫌いの分かれるところだが、一度呼んでいただければそのストーリーと登場人物に惹かれていくこと間違いなし。
名作だと思います。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2007-01-12 12:25:37] [修正:2007-01-12 12:25:37] [このレビューのURL]

まだ登録されてなかったので自分で登録しました。
かなり面白いと思います。
ストーリーの構成、たくさんの個性的な登場人物、個人的にはかなりの作品だと思っていましたが、なぜかここには無かった。
主人公の成長に伴なうカリスマ性の発揮。それに惹かれ(あるいは洗脳され)次々と集まる魅力的な仲間たち。
また逆に敵対する様々な集団。
単行本は14巻で終わっているが、「オメガトライブ キングダム」に改題し現在も連載中。
早く続きが読みたくなること間違いなし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-10 13:15:18] [修正:2007-01-10 13:15:18] [このレビューのURL]