MWのレビュー
6点 朔太さん
映画かTVドラマ用シナリオを絵コンテ付きで表現したかのような作品。
決してこき下ろしているわけではなく、今どきのシドニィ・シェルダンあるいは
湊かなえ、夏樹静子かのごとくサスペンスドラマ調のテイストである。
実際のところ、2009年に玉木宏、山田孝之主演で映画化された!
現代の我々が読む分には、6点という評価になってしまうほど、漫画文化は進化した。
しかし、1976年という時代背景を考えれば、先鋭的と言わざるを得ず、天才手塚治虫のなせる
技としか言いようがない。
先人たちの功績に合掌。
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[投稿:2016-01-06 20:35:14] [修正:2016-01-06 20:39:04] [このレビューのURL]
5点 くろしびさん
ただただ救いのない漫画。
復讐にかられるとこうなのか、というぐらいに
なんのためらいのなさと、その処理の淡々としている
ところに不気味さを感じる。
主人公の目的もいったいどうしたいのか、がわかりにくいというか
共感できない部分も多く、ただ結末が知りたくて読み進めていった印象。
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[投稿:2010-10-25 12:28:56] [修正:2010-10-25 12:28:56] [このレビューのURL]
3点 鈴森一さん
手塚ファンの方には申し訳ありませんが、私は楽しめませんでした。
主人公に対し、共感も感情移入もできなかったのが主な原因だと思います。
でも、昔のマンガだし、発表された当時はかなり斬新だったのではないかと想像はできますが・・・・・・ただそれだけです。
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[投稿:2010-07-08 22:38:20] [修正:2010-07-08 22:48:52] [このレビューのURL]
7点 bugbugさん
数ある手塚漫画の中でも
もっともオタク・・・もとい大人向けな作品じゃないでしょうか
読後感もさっぱりせず、ビター
この設定、このストーリー、このキャラクターを
1976年に漫画として発表するってんだから、漫画の神様なんだなぁ
っと若年世代でリアルタイムで手塚治虫なんか知るわけない世代の自分はそう思う
まぁとにかく、主人公がダークでかっこよすぎるのと、
女みたいな性格のガチムチホモ神父様の対比がどことなく笑いを誘う
キャラクター立ちすぎ
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[投稿:2010-05-03 18:17:39] [修正:2010-05-03 18:17:39] [このレビューのURL]
6点 ジブリ好き!さん
あまりにやりすぎな復讐劇で、同情なんて全くできない凶悪な主人公なのだが、このダークさが時に魅力を放つ。映画の玉木ははまり役でした。
葛藤するゲイ神父や二人の過去、毒ガス兵器MWといった設定は非常に好きだったのですが、いまいち「これだ!」って面白さがなかったです。
結城の猟奇殺人をこれでもかと見せられ、しかも結城は最後まで生き残る。作品通してずっと結城のターン。
結城を悪とは描いてないんですね、はい。
彼のあらゆる殺人が肯定化されるかのような問題作。凄いです。
今で言うと、1部(L戦)で完結したデスノート、って感じですw
大したひねりはなくとも、その設定自体が本当に凶悪な魅力をもった作品でした。
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[投稿:2010-02-08 02:18:51] [修正:2010-02-08 02:18:51] [このレビューのURL]
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