「右から左へ。」さんのページ
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得点操作をしている人たちへ。みんなが迷惑しています。即刻やめましょう。
得点操作とは。
平均点が高い、もしくは低い作品に特に「さしたる理由もないのに(ここが重要、得点のみのレビューも含まれる)」低い点数、もしくは高い点数をつけること。主に自分の好きな作品のベストランキングをあげるときに用いられる。
ブログを立てました。よければブックマークのほうをお願いします。ブログではメテオスというHNを使っています。ご了承ください。
掲示板機能がようやく直るのでしょうか。掲示板を直すついでに、得点のみのレビューや荒らしのようなレビューを全部削除していただけるとありがたいです。また、ナイスレビュー票を投じる際に、コメントを書き込めるようにしていただけると、レビュアーと投票した人の双方にメリットがあるのではないかと思っています。あとは、レビュアー検索の導入を希望します。好きなレビュアーのレビューを参照するのが、今のままだと少しやりづらいです。

5点 LIAR GAME
ある種の一発芸的な面白さの漫画。
発想はいいと思う。ネタも毎回手が込んでるし、作者の発想力に万歳、って感じ。個人的には少数決の話が一番面白かったかな。こういうネタをぽんぽん思いつくのは、ONE OUTSから続くこの人ぐらいではないだろうか。
しかし、限界もある。ネタはいいんだけど、悲喜こもごもな登場人物の掘り下げ方が、いま一つである。もっと登場人物の狂気を見せてほしかった。
負けると即終了って感じのゲームだから、ジャンプみたいに結局は勝利が用意されているっていうことも、妙な安心感があってマイナス要素。もっと勝負の世界はシビアなはず。
人生を賭けた勝負の中で、一番勝利に対する思いが薄そうな主人公が勝つっていうのが、何と言うか、それが作者の既存の勝負師を扱う漫画に対するアンチな気持ちがこめられたメッセージなのかもしれないけれど、作品自体の濃度を薄めている気がする。
全体的に、読みこむ要素が薄いかなって言うのが、冒頭の文章の真意。一発ネタでおぉーって感心する。その振幅が大きければ楽しめると思う。その振幅が確保できないと、へぇーで終わる漫画。エンターテイメントとしてはそこそこ楽しめると思うが、夢中になって読みふけるほどでもない。ONE OUTSの評価との兼ね合いもあって、可もなく不可もない漫画、5点の評価とした。
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[投稿:2008-10-15 19:32:27] [修正:2008-10-15 19:32:27]