「右から左へ。」さんのページ


何だかんだで最後まで読んでしまった作品。

キャラクターの個性が光る漫画。またその活かし方がいい。戦闘や日常などのコミカルなやりとりが面白い。後半になるにつれて主人公の存在感が希薄になったのが残念ではあるが、それは他の登場人物が充実していることの裏返しでもある。登場人物の充実度は見事であった。

インフレは仕方ないとしても、ひどいマンネリ化によって途中から読むことがしんどくなった。

10巻程度でまとめておけば、もっと評価は高かったと思われる。絵で受け付けない人も多くいるとは思うが、キャラクターの個性をどう考えるかという深さも案外あったりする。基本的には軽く読み流してしまうのだろうけど。評価が低いのが気になった。低年齢向けのギャグ漫画としては、エンターテイメント性を備えた可もなく不可もない漫画だと思う。5点。

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[投稿:2008-10-21 19:44:27] [修正:2008-10-21 19:44:27]