「ラビスカノン」さんのページ


他の方も言われていますが…もはやひきこもり漫画ではなく、作者が様々な可能性を模索してみたものの、結局方向性が定まらず最後まで迷走した感がある。

というより全体を通してインパクトのあるエピソードがない。
佐藤が柏先輩と関係を持って泥沼とか、佐藤の親が息子のダメさを苦に自殺とか、それぐらいキツイものがないとこの手の漫画は昇華されないんじゃないかなぁ…。

しかし作中で登場人物が色々と手を伸ばす中で、キャラがほとんどブレず一貫していたことは評価できる。結局主人公も最後まで「クリエイターに憧れているフリーター」というダメっぷりもリアリティがありマル。

その他画力やコマ割りにセンスを感じた点もあったのでこの評価。

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[投稿:2011-01-31 05:35:13] [修正:2011-01-31 05:35:13]