「ラビスカノン」さんのページ

総レビュー数: 23レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月27日

人物の心理描写やシーンごとにの表情の書き分けは上手い。
ストーリーの流れも簡潔でスラスラ読めるのだが、それだけ。

いわゆる日常漫画の分野としては良い漫画だがやはり印象に残るエピソードがなく、これといった魅力を作中全体を通して感じられなかった。





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[投稿:2011-01-31 06:22:13] [修正:2011-01-31 06:22:13] [このレビューのURL]


登場人物の立たせ方がうまい、というか全体的にリアルで親しみやすい。

それまで安定していた現視研にクッチーという面倒くさい人間をパッと出して居付かせる理不尽な所なんか、オタクサークルが舞台だからこその現実味があって上手いなーと。

しかし、後半の笹原と荻のヘタクソな恋愛は見てておもしろくもなんともなかった。せっかく素晴らしい題材で成り立っていた漫画に無理やり恋愛要素を持ち込んだことで、結局この漫画も木尾氏の作品にありがちな「自身の思い出の美化」なんだよなァ…と気づかずにはいられなかった。斑目や咲、コーサカらの動きをもう少し見ていたかった自分にとってはかなり残念な展開でした。


内輪内での人間関係のバランスの書き方や、オタクと非オタの書き分けなどはやはり上手いので、興味がある人は読む価値あると思います。

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[投稿:2011-01-31 06:01:00] [修正:2011-01-31 06:01:00] [このレビューのURL]


他の方も言われていますが…もはやひきこもり漫画ではなく、作者が様々な可能性を模索してみたものの、結局方向性が定まらず最後まで迷走した感がある。

というより全体を通してインパクトのあるエピソードがない。
佐藤が柏先輩と関係を持って泥沼とか、佐藤の親が息子のダメさを苦に自殺とか、それぐらいキツイものがないとこの手の漫画は昇華されないんじゃないかなぁ…。

しかし作中で登場人物が色々と手を伸ばす中で、キャラがほとんどブレず一貫していたことは評価できる。結局主人公も最後まで「クリエイターに憧れているフリーター」というダメっぷりもリアリティがありマル。

その他画力やコマ割りにセンスを感じた点もあったのでこの評価。

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[投稿:2011-01-31 05:35:13] [修正:2011-01-31 05:35:13] [このレビューのURL]


チンチロ編は地下に落とされたカイジが地下社会の中で這い上がっていくある種の逆襲劇。パチンコ編は幾重にも張り巡らされた仕掛けを乗り越えて目の前の試練に打ち勝つ物語、といった処でしょうか。

シビアな現実感に基づいた哀愁と独特の擬音が醸し出す叙情感たっぷりの福本節は今シリーズ13巻の中でも遺憾なく発揮されています。

パチンコを一切やったことのない自分でも楽しめたのが意外です。

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[投稿:2011-01-27 21:50:10] [修正:2011-01-27 21:50:10] [このレビューのURL]


登場人物の誰しもがいちいち可愛らしい作品。

一見姉妹の日常を微笑ましく書いてるだけなのですが、作者の目の付け所がなかなかに面白く、単なる萌え漫画・ゆる系漫画の類として終わってないのがいいですね。

しかし作中でコマ背景が全くと言っていい程描かれておらず全体的に線もあっさりとしているので、見所がほとんどないです。

画力においても作中とそれ以外では結構差があるように思えたので、可能であれば中身に一瞬目を通した上で読むことをお勧めします。

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[投稿:2011-01-27 21:40:55] [修正:2011-01-27 21:40:55] [このレビューのURL]

一話一話を読み終わるごとにしっかりと読後感があり、全巻読み終わった頃には大方満足させてくれる作品です。

ただ、時たまめちゃくちゃな展開があったり因果関係が不明瞭なご都合主義が見られるのは、いくら作者が手塚治虫ともいえど昔の作品だし仕方ないのかなぁ。と、諦めつつも残念に思います。

とは言え作品のテーマやメッセージ性については他の方のおっしゃる通りで、やはりお墨付きなのではないでしょうか。

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[投稿:2011-01-27 21:30:23] [修正:2011-01-27 21:30:23] [このレビューのURL]

6点 幕張

下ネタ・内輪ネタを極めた作品。
ここまで開き直ってくれると楽しいですね。

編集者によってカットされたシーンもかなり存在するようですし、作者も存分に楽しめたのではないでしょうか。終わり方も作風に適っていて良かったと思います。

ただ、普通につまらなかった回(高校生トーナメントとか)が多いのも事実なのでこの点数。

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[投稿:2011-01-27 21:23:12] [修正:2011-01-27 21:23:14] [このレビューのURL]


古代中国のファンタジー小説を題材とした作品。

まずキャラクターの設定が非常に上手く、登場人物の誰しもが親しみやすい上に魅力を持っている。バトルに関しても各々の宝具の能力が個性的で面白い。

そしてストーリー進行に不自然な点がなく、サクサクと読める。
Jコミックスにして23巻という範囲内で複線を全部回収しつつキチンと完結させることができた。

極めつけは繊細な書き込みと丁寧な絵柄、舞台である古代中国の壮大なイメージと非常にマッチしているように思えました。

特別な派手さこそありませんが、ケチの付け所が殆ど見当たらない。
誰にでもお勧めできる名作です。

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[投稿:2011-01-27 21:08:14] [修正:2011-01-27 21:08:14] [このレビューのURL]

漫画として必要な要素が圧倒的に足りてなく、商業誌で連載・コミックス化されたことが奇跡です。

僕が読んできた限りの巷で言われている駄作の中でダントツ1位の作品です。

作者様には失礼かもしれませんが、個人的には0点以外ありえません。

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[投稿:2011-01-27 20:49:05] [修正:2011-01-27 20:49:05] [このレビューのURL]

現実味がありそうで現実味がない作品。
所詮スーパーマンのサクセスストーリーです。

物語の内容も似たり寄ったりな進行で、惹きつけられる展開がない。
ただ、主人公らの才能や苦悩が描かれているだけでそこにメッセージ性や魅力は感じられない。

もうちょっと人間関係を複雑化できれば面白かった気もしますが…
ジャンプでやる作品ではないような印象を受けました。

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[投稿:2011-01-27 20:37:28] [修正:2011-01-27 20:37:28] [このレビューのURL]

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