「kuroneko3298」さんのページ

 
1900年代初頭のウィーンから現代の日本へ--。
永遠?に生きる彼らの物語が綴られてます。
彼らの正体が--- 吸血「樹」ってとこがミソ!

月明かりの中で蠢く虫たち、飛び去る無数の蝶たちが---
そのグロさを幻想的な美しさに変えて・・・
彼らの繁殖の謎があきらかにされますが(4巻)驚愕--!

この想像力&表現力に痺れさせられます。

失恋ショコラティエで「人にある善良さ」を謳うなら---
コチラは「人にある邪悪さ」をえぐってます。
ちりばめられたユーモアもブラックだし---。
水城さんの本領発揮というところか・(笑)

すったもんだの中ようやく心を繋いだ主人公たちですが、
邪悪さをあらわにしてきた仲間たちを含め
今後の展開も読めません。現在6巻。
愛と繁殖のヴァンパイア・ミステリーロマンを堪能ください♪

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[投稿:2012-10-18 11:20:11] [修正:2012-10-18 11:24:39]