「リヴィエラ」さんのページ

これを"絵"だけと切り捨てるのは少々乱暴。

過去編以前の内容なら国外の古典(アレンジしてあるが各話の終わりには原作の情報と簡単なあらすじが載っている)を読めると言う点でそれなりに意味のあるマンガだとは思うが、如何せんそこからが路線変更しすぎで。
初期から見ればなんなんだ!と言いたい。
おそらく国を股にかけ、自分の思う真理と正義を貫く主人公を描いていた初期に比べると身内のいざこざにてんてこ舞いな主人公がちっぽけに見えてしまうせいなのだろう。
非常に残念だ。
よって初期から中盤までで読めば6・8点。最近の展開が5点。
総合で5点としておく。


ただ、上にも書いたとおり海外の古典に触れられるといった点でも一読の価値ありの漫画。

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[投稿:2007-05-14 18:28:24] [修正:2007-05-14 18:28:24]