「nur_wer_die_sehnsucht」さんのページ
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9点〜10点:生命の躍動や狂気に重点を置いた作品。あとは、やはり壮大な作品が好きだな。
『デビルマン』『 ベルセルク』『ヘルシング』『イレブン・ソウル』『新暗行御史』『風の谷のナウシカ』『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999 (映画版) 』
『火の鳥』『ブラックジャック』『陽だまりの樹』『きりひと賛歌』『低俗霊シリーズ』『300 (フランク・ミュラー) 』『坊っちゃんの時代』『紫電改のタカ』
『ARMS』『スプリガン』『うしおととら』『ジョジョの奇妙な冒険』『シグルイ』『鋼の錬金術士』『エア・ギア』『天上天下』 『無限の住人』『カムイ伝』
『劇マン』『今際の国のアリス』『ゴロセウム』『蟲師』『犬神』『地雷震』『GUNSLINGER GIRL』『デトロイト246』『バトル・ロワイアル』
『BLACK LAGOON』『蛮勇なり』『サンケンロック』『X-BLADE』『狼の口』『ヴィンランド・サガ』『コッペリオン』『アラクニド』等。
まだまだあるが、挙げ出すとキリがないな。

10点 ギガントマキア
『ギガントマキア』は崇高な作品なんだよ。
あれは現代文明に対する大否定なんだからな。
それを「プロレス」というもので表現したわけだよ。
プロレスというのは、口の悪い、また頭の悪い連中には「八百長」だの「ショー」だのって言われるよ。しかし本質はまったく違うわけ。
あれは相手のどんな大技も真正面から喰らって、自分も技を出す、ということなんだよな。それをお互いの絶対の信条としている生き様のことなんだよ。
あの主人公はそれをやっているわけ。
相棒は効率的な機械だよな。だから最も効率の良い合理的な方法論を導き出せる。
まあ、そういうものがあると思い込んでいるのが現代人なわけ。
あの相棒に関しては、主人公への思いがあるからまだいいんだけど、あの敵どもは違う。完全に損得で動いているわけだよ。
巨人というのは神話の世界だ。要は人間を大きく超えた存在であり、無敵の力を持っている。
そういうものはこの世界に実際にある。だからそれをどうするのか、という問題提起をしているんだよ。科学なんてものを手に入れて、お前(人間)はどうするのだ、という問い掛けなのな。
答えはあの中にあるように、力の大きさなどは一切関係無い、ということなんだよ。姿形と共にな。この世にはもっと重要なことがあるわけ。それをプロレスの壮絶な生き様というもので見せている作品なんだよ。
まあ、普通は『ベルセルク』なんてものを描いてしまえば、他のことは一切出来ないはずなんだけどな。怖ろしく底の深い作家だよなぁ。
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[投稿:2018-08-17 13:08:52] [修正:2018-08-17 13:08:52]