「はと時計」さんのページ

三国志演義にあるような蜀(劉備)を中心に据えた物語ではなく、
曹操の立場から捉えたもう一つの三国志。
横山光輝の「三国志」はストーリーの面白さを忠実に再現した感じだったが、
この漫画はどちらかというとキャラの魅力を前面に出している感じ。
英雄の持つ超越した様と人間臭さが同居しているところがすごくいい。
また、表現が独特で、絵も好感がもてる。
三国志演義をはじめて読んだ時ほどの感動は無かったが、
物語の流れがほぼ分かっていてもこれはこれでかなり面白かった。

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[投稿:2006-12-01 23:51:13] [修正:2006-12-01 23:51:13]