愛がなくても喰ってゆけます。のレビュー
7点 とろっちさん
旨いもん喰ってるときが何より幸せ。
そんな方々へ贈るハートフル……もとい、満腹ストーリー。
フィクションとのことですが、エッセイとも思えてしまうぐらいにリアリティがあって完成度が高いです。
巷の食マンガを席巻している、味を言葉で表そうとする例のこねくり回した表現も、この作品では不要。
表現はとにかくストレート。
「魚介の旨味が!! うまいっしょ!? うまいっしょ!?」
「(うなぎが)あんまり甘くなくって もーとにかくふんわりでおーいしーいーー!!」
「なんじゃこの上ハラミ!! 脂のうまみと肉汁がかむとジュワーッと!!」
読んでいて腹が何度も鳴りました。すごく旨そう。楽しそう。
食事の楽しさっていうのは食べる楽しさだけでなく、誰かと時間を共有し、喜びを分かち合う楽しさも
とても重要だと思います。
この作品では何よりそれが大切にされていて、とても良い感じ。
会話が楽しい。雰囲気が楽しい。だから食事が楽しい。
タイトルとは裏腹に、食事に対する愛がたっぷり感じられる作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-09 21:01:52] [修正:2010-06-09 21:01:52] [このレビューのURL]
7点 ピルクルさん
美食家ってこういう人種のことをいうんだな。
出てくるお店以外はフィクションとなっているけど
登場人物の食へのこだわりや生活スタイルが生々しくて
実在するんじゃないかと思ってしまう。
サクっと読めて腹が減る。パスタが食べたい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-03-11 08:24:12] [修正:2009-03-11 08:24:12] [このレビューのURL]
6点 まねきんさん
食べ物を題材にした漫画に求めるのは3つ!!
1,絵なのに料理が旨そうであること!
2,食べてる姿がうらやましく見えること!
3,楽しい雰囲気であること!
それらの条件が揃った作品は食べ物漫画として素晴らしいものだと僕は思う。
早い話が『愛がなくても喰ってゆけます。』は読むと非常に腹が減る漫画であり、かつ「食」への愛にあふれた漫画であるということである。
いただきます。
ごちそうさまでした。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-09-11 00:33:12] [修正:2006-09-11 00:33:12] [このレビューのURL]
8点 ヨノナカさん
ダイエット中には決して読んでいけないマンガ。
お腹がすいてれば無性においしいものが食べたくなるし、
お腹がすいてなければちょっとおいしいものが食べたくなる。
そんな力を持っている作品。
内容は作者と同居人のアシスタントとその周囲の人々と適当な人間ドラマを織り交ぜながらいろいろと喰らっていく作品。ほぼタイトルどおり。
この作品の良い点はなんといっても「食いてぇ!!」という気持ちを起こさせるということ。
同じ食をテーマにしてる美味しんぼとは違い、肩ひじ張ることもなくおいしいものをただおいしいといいながら食べる。
しかしそれがなんともおいしそうに見えるから不思議!!!
「うまーい!子羊うまーい!!基本的に塩味なんだけどその塩味がサイコーうまい!!!!」
なんて台詞聞けば「くそぅ、フレンチ食いてぇなぁ・・!」
と感じるし、
「うなぎの脂があまいんだ〜!!わさびのせるとますますとろっと甘いよ!!!」
なんて台詞聞いちゃったら思わずスーパーにいってうなぎを買いたくなる。というか、私は買ってしまった。
とにかく、その食欲を刺激させる一点において、この作品の上をいくものはそうそうない。
彦麻呂のうそ臭い演技を見るくらいならこの作品を見たほうが遥かに人生楽しくなる。
食事が趣味!食べ歩き大好き!な人はぜひ見ることをお奨めする。
俺はこれからラーメン食べに言ってきますノシ
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-06-24 17:17:33] [修正:2006-06-24 17:17:33] [このレビューのURL]
8点 白い犬さん
読んだあとおなかが減る漫画がまた一つ増えてしまった。
つまりグルメ漫画としてはすばらしい出来ということ。
漫画で紹介されてる店行ってみたい!
誰か一緒に行きません?
ほんのちょっとだけひっかかったのが登場人物たちの言葉づかい。
この食べたものの感想のときの言葉づかいがときどき
性に合わなかったりします。でもまあ、ノリがいいといえば
いいのですが。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-02-13 23:17:33] [修正:2006-02-13 23:17:33] [このレビューのURL]
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