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6.88点(レビュー数:9人)

作者よしながふみ

巻数1巻 (完結)

連載誌マンガ・エロティクス・エフ:2003年~ / 太田出版

更新時刻 2009-11-25 06:32:29

あらすじ 漫画家YながFみと愛すべき面々が織り成すグルメなショートショートストーリー。なお、登場する料理店はすべて実在。

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愛がなくても喰ってゆけます。のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全9 件

6点 torinokidさん

さすが「食べる」描写の達人、よしなが氏。
ホントに美味そうですな。
空腹時に読むとえらいことになる。

実在店を扱っているせいか、
突き抜けた感に欠けるのがちょっと物足りない感じ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-27 21:28:58] [修正:2012-01-27 21:28:58] [このレビューのURL]

6点 kikiさん

心底食を楽しんでいるのが伝わってきて、その描写もとても
生き生きしてて読んでると掲載されたお店に食べに行きたく
てたまらなくなりました。

一緒にお店に行く相手を様々なタイプにしているのも、
その相手との色々なエピソードも面白かったです。
上手に作ってあるなぁ。

一緒に食事するってほんと食に対してのテンションが違うと
嫌になりますものね。(食べるの大好き派からすると)

Yながさんと一緒に彼女オススメのお店に行くと、何が一番
美味しいとか色々な薀蓄が聞けてよりおいしく楽しめそうと
思う反面、彼女の望むように反応しないと変な空気が流れそう
なので面倒くさそうだけどw

ただ実在のお店紹介もかねているこの手のタイプの作品は、
時間がたつとお店が変わったり潰れたりで数年で参考にならなく
なっちゃうんですよね。仕方ないとはいえその点で残念です。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-14 22:08:49] [修正:2011-09-14 22:08:49] [このレビューのURL]

7点 blackbirdさん

本当によしながさんは美味しいものを食べるのが好きなんだなあという事が伝わります。

食べ物の絵もとても上手(食べ物漫画では薀蓄よりも重要!)。
表現もストレート。

「にくづきに旨いと書いてあぶらと読む」
「オヤジは誰でも心の中にマイすし屋を持っている」
といった表現が面白い。

気に入った男の子に、自分のお気に入りの店をけなされて、怒りで別れてしまう。
それでも「気に入った店をけなされるのは耐えられない、我が人生に一遍の悔いなし!!」と言い切るよしながさんに10点差し上げたい!
まさに食いしん坊の気持ちを表しています。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-04-06 00:10:10] [修正:2011-04-06 00:10:10] [このレビューのURL]

7点 ITSUKIさん

一応作者のエッセイ風漫画なんでしょうか。
Yながのオンオフでの顔の変わりようにぎょっとして笑いました。
なんか実際そんな感じなのかもしれないって思うと…w

食事の味の表現の仕方や蘊蓄が多彩で、作者のグルメっぷりが物凄く伝わってきます。(『西洋?』なんかもそうでしたが)
食事の中での会話の数々がもうホントに「食べるの好きなんだな?」っていう感じ。
自分自身は食事は割となんでも良いっていうタイプでグルメとは程遠いので、逆にここまで色々食事って楽しめるモノだったかと思いました。
所謂「おいしい店」っていうのを探してみたくなります。

また、食事の食べ方ひとつで人の個性って表現できるんだなってのも面白かったです。

一応ストーリーも存在する事は存在し、それも面白いですよ。でも最終回であまりストーリーとしてはまとまってない気が。
まぁ半フィクション位な感じにも見えたので仕方ないかもしれませんが。。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-30 00:20:32] [修正:2010-09-30 00:20:32] [このレビューのURL]

7点 とろっちさん

旨いもん喰ってるときが何より幸せ。
そんな方々へ贈るハートフル……もとい、満腹ストーリー。

フィクションとのことですが、エッセイとも思えてしまうぐらいにリアリティがあって完成度が高いです。
巷の食マンガを席巻している、味を言葉で表そうとする例のこねくり回した表現も、この作品では不要。
表現はとにかくストレート。

「魚介の旨味が!! うまいっしょ!? うまいっしょ!?」
「(うなぎが)あんまり甘くなくって もーとにかくふんわりでおーいしーいーー!!」
「なんじゃこの上ハラミ!! 脂のうまみと肉汁がかむとジュワーッと!!」

読んでいて腹が何度も鳴りました。すごく旨そう。楽しそう。

食事の楽しさっていうのは食べる楽しさだけでなく、誰かと時間を共有し、喜びを分かち合う楽しさも
とても重要だと思います。
この作品では何よりそれが大切にされていて、とても良い感じ。
会話が楽しい。雰囲気が楽しい。だから食事が楽しい。
タイトルとは裏腹に、食事に対する愛がたっぷり感じられる作品です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-09 21:01:52] [修正:2010-06-09 21:01:52] [このレビューのURL]

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