ホーム > 不明 > マンガ・エロティクス・エフ > どうにかなる日々

7点(レビュー数:7人)

作者志村貴子

巻数2巻 (完結)

連載誌マンガ・エロティクス・エフ:2002年~ / 太田出版

更新時刻 2011-03-29 01:01:45

あらすじ 短編集。
成人誌連載だが、作品は18禁ではありません。

シェア
Check

どうにかなる日々のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全7 件

7点 ジブリ好き!さん

旧版2巻のscene 8とその続編の10がお気に入り。
この二話の主人公の男の子は、敷居の住人や放浪息子みたいな巻き込まれ型の受け身形なんだけど、Hな話な分、奔走してしまう少年の姿(特に表情や目線)にいつも以上に萌えさせられます。
素直になれず堪え忍んだ少年時代を経て、ひねくれた青年へと順調に成長(?)していく……これぞ志村節!

若者に支持される作家だと言われるけど、永島慎二とも岡崎京子とも浅野いにおとも違う感じ。
ダメ人間を描くところは同じだけど、それを暗い話なんかには絶対にしない。
事件もない。日常の一部を切り取っただけの、オチのない深夜番組のような世界観。
ほんと大好きです。

ちょっとアブノーマルで、ちょっとダメダメな人たちを集めた短編集。
ポイントは、登場人物は皆ちゃんと自分がアブノーマルでダメ人間だと自覚しているところ。性癖が特殊なだけの一般人。
だけどダメ人間だから流されちゃうんです。
それでもまぁ、どうにかなる日々。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-29 01:02:00] [修正:2015-12-20 04:25:33] [このレビューのURL]

6点 ITSUKIさん

志村先生のショートストーリー集。

「放浪息子」から志村先生に入ったにわかな自分としては、その過激な内容に初めはちょっと驚きましたがすぐ慣れました。
描写に差はあれど、作者特有の空気感は変わってないんだなぁと思いました。

短編エピソードが沢山ある本作だと登場人物の見分けを付けるのが大変でした。中には繋がっている短編もあるので「あ、このキャラは前にもでたっけ?違ったっけ?」という風に混乱しました。
空白と余韻で雰囲気が作れているのが凄いと思いますが、最近の作品と比べるとやはり説明不足というか読者の想像に任せられる部分が多すぎると感じました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-30 00:12:40] [修正:2010-03-30 00:12:40] [このレビューのURL]

5点 リヴィエラさん

志村貴子を知らない自分にとってはそれほど興を覚えるものではなかった。
別に自分にはなんでもないマンガに見えるんですけどね

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-21 15:11:03] [修正:2007-12-21 15:11:03] [このレビューのURL]

7点 カルマさん

結構エロいけど、何とも言えない感じの雰囲気は相変わらずといった感じ。
同性愛の話は苦手なんだけど、普通の話は好きなので7点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-14 01:34:02] [修正:2007-01-14 01:34:02] [このレビューのURL]

8点 白い犬さん

志村貴子の漫画はセリフが少ないし
描きこみも少なくて淡白な画面なのだけれど
その余白に誰にもまねできない何かが詰まっているような
気がします。
写真のような背景、叫びに近いせりふ、濃い描きこみ、
嵐のようなトーンワークの漫画がよしとされつつある
この時代に余白で表現をできる貴重な存在。

載っている短編はどれも好きです。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-02-14 18:56:37] [修正:2006-02-14 18:56:37] [このレビューのURL]

PR


<<前の10件
12

どうにかなる日々と同じ作者の漫画

志村貴子の情報をもっと見る

同年代の漫画

マンガ・エロティクス・エフの情報をもっと見る