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7.28点(レビュー数:38人)

作者弐瓶勉

巻数10巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:1997年~ / 講談社

更新時刻 2012-01-28 19:34:03

あらすじ 探索者、霧亥がネット端末遺伝子を持つものを探しながらダンジョンを廻る。重力子放射線射出装置を操り統治局、ケイ素生物駆除系などを撃退する

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BLAME!のレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全38 件

0点 トーマスさん

つまらないと言う他ありませんなww

誰がどうコレの面白さを解説しようと私はつまらないと言い続けるでしょうなwwwそんなオナニー漫画ですなw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-06 14:07:07] [修正:2010-04-07 02:20:14] [このレビューのURL]

9点 パンダマンさん

 作者が見せたい世界を読者に見せるのではなく、読者それぞれが想像して世界を作り上げていくという変わった漫画です。

 話にはちゃんと大筋がありますが、他の部分には肉付けする自由なスペースが用意されているので、各人が勝手に脳内補完して想像を膨らませられます。それが新鮮で面白い。小説と漫画のおいしいところをとった感じ。
 だからこの作品には正しい解釈はなく、それぞれが勝手に想像して遊ぶ漫画じゃないかなと思ってます。

 まだ連載中だった当時、話を理解しようとすると脳内にブラムワールドと呼べるようなものが勝手にできあがり、脳内ブラムワールドが想像力を補助してくれるのでアニメーションを見ているような錯覚を覚えました。後半は特にセリフが減っていき、絵だけで表現されるので、その傾向が助長されます。「想像する」から「体感する」に作者がシフトチェンジさせてくれたのかもしれません。

 こんな攻撃的で刺激的な姿勢の作品が成立したのも、SFで凄く重要な背景や色々な小物達で、ずっと想像力を刺激してくれた作者の力量のおかげかもしれません。
 捉え方、見方が自由な新しい漫画を目指したフロンティア精神。想像力をかき立てる世界観。最後まで映像で語る姿勢をつらぬいた作者の精神力と生産力は脱帽モノ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-25 17:12:34] [修正:2010-03-25 17:12:34] [このレビューのURL]

8点 二軍Tシャツさん

いやぁ、面白い。
“汚い”描写は多いけど、“エログロ”ではないです。

この作者、建築を学んでいただけあって、超巨大な構造物と極小な人間を対照的に見せるのがホント上手い。
 
兵器や構造物などのセンスも抜群です。
こっちに伝えてくる情報が必要最低限なので、色々と物語の空白の部分を想像する余地があってまた面白い。

テキトーに読んでしまうと、楽しめない上に話の展開についていけず置いてけぼりくらいますよ。

理系的な知識がある程度要求される作品かもしれませんね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-31 08:36:30] [修正:2010-01-03 01:05:30] [このレビューのURL]

最後まで距離感にこだわり続けた作品


ていうかこれぞガチのSFだと思います


建築物との距離感 キャラクター同士の距離感 読者との距離感


そこに何もないのではなく、 広い


絶望的に広い空間の描写


そうした表現がうまいと思います


ただそれが非常に理解されにくいし、肌に合わない人も多いと思います


ストーリーですが、悪く言えば分けわからなさ よくいっても分けわからなさ


そこを想像したりするのが、楽しいと思えたらこの漫画が好きになれると思います

メカニックとかの発想もいちいちスタイリッシュでかっこいいです

私は二瓶さんのこうした演出が本当に好きなので、多分このコメントはレビューとしては役に立たないかもしれません

でもそういうのSF好きな人は一読の価値ありです




ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-03 00:27:23] [修正:2009-09-03 00:27:23] [このレビューのURL]

8点 Mサトゥーさん

「災厄」によって制御不能となり、無秩序に成長を続ける巨大な都市。もはや自分達を主人と認めない都市の中で様々な脅威に脅かされながら細々と暮らす人間。
主人公・霧亥は全てを貫く「重力子線射出装置」を手に、都市の制御を取り戻すための鍵となるネット端末遺伝子を探索する。

難解なストーリー、極端に少ない説明、ほとんどしゃべらず正体不明な主人公・・・最初は見事に置いてきぼりを食らいます。
でも面白い!一度読んだら目が離せなくなります。もう、独特な世界観にどっぷり浸かってしまえます。読めば読むほど面白い作品です。

圧倒的に巨大な建造物
都市で生きる、または生きた人間達の痕跡
無機質な質感の、不思議で魅力的な登場人物
グロく、そして印象的なクリーチャー達
…SF好きにはたまりません。

好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、未読の方はぜひ1度手にとってほしいです。無二の存在感がある作品です。

読んだ友人と設定等について語り合うとより楽しいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-13 22:25:02] [修正:2009-02-13 22:25:02] [このレビューのURL]

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