こちら葛飾区亀有公園前派出所のレビュー
6点 トリニータさん
たしかに昔のほうが面白いではあります。
ただ、良い意味で時代の流れに逆らわず、そのときそのときに合ったネタを提供しつつ、ここまで巻数を伸ばすというのはまさに神業。
尊敬してます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-02-02 19:12:35] [修正:2006-02-02 19:12:35] [このレビューのURL]
9点 mangasukiさん
確かに最近のこち亀はちょっと・・・と思える。
・・・が、やはり作品全体として見るとすばらしいと言わざるを得ない。
とか偉そうな言い方はやめにして、ただ言えるのは
「愛してるぞコンチクショウ」
ということだけである。
「100巻で完結」という自分ルールを作って読めばやっぱり面白いと。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-04-29 17:02:51] [修正:2005-04-29 17:02:51] [このレビューのURL]
8点 チーズカバオさん
秋本治の多岐にわたる知識量と、普遍的な日本人の笑いのツボを突くセンスの2点が無ければ成立しない作品。そのためか、40年の超長期連載にも関わらず、この作風を継承する漫画家が未だに現れていない(ミリタリコメディー要素はうすね正俊にも通じているかもしれないが)。
博学な作者によりチョイスされたリアリティのある題材を、荒唐無稽な両津が木っ端微塵にするという振れ幅が、たまらなく面白い。
ギャグ漫画は人により笑いのツボが分かれるところだが、こち亀は話題や表現自体はオーソドックスなので、誰でも読みやすい点も素晴らしい。
後半のネタ切れ感やパンチ力不足は否めないが、それを差し引いても偉大な作品である。
というか、40年間の週刊連載を無休載でやり遂げること自体、漫画界最高の偉業の一つである。
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[投稿:2021-02-11 11:36:12] [修正:2021-02-11 11:36:12] [このレビューのURL]
7点 gundam22vさん
まさかこの作品が完結する日が来るとは…。惰性でもなんでも続くと思っていたので衝撃でした。序盤は絵を見ても定まってない感じがありましたが、次第に一話完結漫画として至高的な面白さがあったと思います。連載がいつまでも続き、絵の変遷、さすがにネタの苦しさ、マンネリなどが生じて、それがこのサイト含めてネット上での点数評価等を大きく下げているのも事実だと思います(自分も途中からかなりの部分を読んでない。たまに見かけると読む程度)。
しかし、連載の継続でキャラクターが生き続けていました。連載が終わると作中死のうが生きようが全キャラがある意味死んでしまい思い出の存在になります。その意味で過去の本作は良かったなあと語る意味合いが、連載中の生きいているキャラを語るのと、完全に思い出になるとは違って、本作が前者を長く長く保ったことは改めて感慨深いですし、ついに後者になったことへの寂しさも感じます。純粋に作品の完成度を評価する時は否定的にならざるを得ませんが、それでも上記思い入れや作品の功績を考えるとこの点数未満はつけられないかなと思います。もし今まで未読だった人には全部とはとても言えませんが、自分が面白いと感じる部分だけでも是非読んで欲しい作品です(一話完結を徹底してどこからでもたまに読めるので)。
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[投稿:2016-10-03 00:36:11] [修正:2016-10-03 00:36:11] [このレビューのURL]
6点 鋼鉄くらげさん
今から十年前の自分に、平成のとある年に国民的人気アイドルグループが解散して、イギリスがEUを離脱して、こち亀が連載を終了する。更にはジブリ以外のアニメ映画で興行収入100億円を突破する作品が現れて、天皇陛下が生前退位の意向を示す。そんな、途轍もない出来事が立て続けに起こる一年が、近い将来やってくる。
なんて言っても絶対に信じてもらえないだろうと思うくらい、衝撃的な出来事が立て続けに起こった2016年。
正直、前々からこち亀のコミックが何だか分厚いなーとは思っていたのですが、「40周年200巻。そこでこち亀は終了します」という伏線だったとは、さすがに予想外だったと言うほかありません。
さて、そんなこち亀。自分にとってこち亀はそれほど思い入れが無い、というか生まれる前からジャンプで連載していて、物心がついた頃にはもうジャンプに載っていた存在なので、どちらかと言えば慣れ親しんだ友人というよりは、盆や正月などで年に数回顔を見る親戚のおじさんのような存在でした。しかもちょっと苦手なタイプの。
ただ、そうは言ってもたまに掲載されている人情系の話は良い話が多く、古き良き昭和の記憶を感じられるような名エピソードは、多数自分の記憶の中に刻まれています。
まぁ、そうですね。40年前なんていう、自分が生まれる遥か前から連載をしていて、しかも作者のペンネームが当初「山止たつひこ」(6巻まで)だったということを連載が終わってから知ったような人間が、この作品のことをあれこれ言うのは無粋だと思いますので、ただ一言。「お疲れ様でした」と言わせてください。
本当に、お疲れ様でした。
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[投稿:2016-09-30 23:11:12] [修正:2016-09-30 23:36:17] [このレビューのURL]
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