あらすじ
佐藤大輔著の同名小説『皇国の守護者』が原作。サーベルタイガー・天龍などファンタジー色強い戦争物。が、内容は既得権益を守る為に足を引っ張り合う権力者や決して一枚岩ではない軍隊など、非常に現実的(というか生臭い)でもある。時代設定としては十九世紀ごろ。蒸気機関が発明されてから約二十年が立つ。
【大協約】という人と龍が交わした契約が、世界秩序を為す世界。そこに存在する小国『皇国』と、その皇国に侵攻してきた世界最大の大国『帝国』との戦争が主な内容だが、そこに皇国内での覇権争いや経済問題、政治も絡めて描いてゆく。主人公は帝国との決戦に敗れた皇国が敗走する中、運悪く遅滞戦を命じられた皇国軍人・新城直衛。実験部隊でもある剣牙虎部隊を率い、新城は絶望的な戦線にその身を投じてゆく…。
皇国の守護者のレビュー
10点 あるるかんさん
リアルな戦闘描写や展開に惹かれて一気に読みました。
一言一言の台詞が深い。
かなり面白いです。
なぜマイナー作品(そう思ってるのは私だけ?)なのか不思議なくらい。
原作を超えた数少ない例ではないでしょうか。
久しぶりに面白いもん読みました。
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[投稿:2011-04-29 01:25:49] [修正:2011-04-29 01:27:06] [このレビューのURL]
10点 よしみんさん
かなりの名作です。
世の中に埋もれている作品でも名作はあるんだと思わせてくれた作品。
リアルな描写や緊迫感の連続、一気に最後まで読みきってしまいました。
絶対に読むべき。オススメです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-04-26 23:08:48] [修正:2011-04-26 23:08:48] [このレビューのURL]
8点 Hopeさん
私はこの作品が終了してだいぶ後に知って全巻まとめて読みました。
だからどういういきさつがあって途中で終わったか知らないんですけど、本当に作者の実力を感じさせる作品だったと思います。
終わり方も私は嫌いではありません、作品の中で剣虎や龍の存在がいまいち中途半端になってますが、それを抜きにすればあれはあれでキレイにまとまっていたと思います。
原作のノベルも読みましたが物語のその後の展開を考えると、個人的にはあそこで終わってよかったと思いました。原作の主人公とコミックの主人公とでイメージがだいぶ違ってくるので。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-26 22:32:01] [修正:2010-12-26 22:32:01] [このレビューのURL]
6点 jdf54jさん
原作が小説であり、弁も達者でキャラの掛け合いや戦闘における駆け引き
が小気味良く展開していき、ダレずに読了できました。
主人公も偏屈な裏の性格を相手によって
微妙なサジ加減で出したり引っ込めたりするのが面白く、
見ていて飽きません。
ただ山場というかこれといった見せ場もなく
ドキュメンタリー作品のようで、打ち切り?を嘆いている人には
悪いですが、リアル路線だからこそ、
このまま続けても話が広がるようには思えません。
虎の強さも理不尽では無い分爽快感も無くなんだかなあ・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-12-20 00:23:05] [修正:2010-12-20 00:56:39] [このレビューのURL]
8点 torinokidさん
皆さんの感想通りでございます。
作品としては非常に面白い。
しかしあの終わり方は…、やはり「え??」ですな。
やむにやまれぬ事情があったにせよ、読者としてはツライですわ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-16 12:47:58] [修正:2010-12-16 12:47:58] [このレビューのURL]
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