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6点(レビュー数:7人)

作者原秀則

原作中野独人

巻数3巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:2004年~ / 小学館

更新時刻 2010-01-23 15:20:31

あらすじ 電車内で暴れた酔っぱらいから守った女性を好きになってしまったアキバ系オタク成年。恋の予感を感じつつも、誘い方すら分からない電車男を支えたのは、ネット掲示板の住人達だった…。話題の恋物語を完全漫画化。

備考 ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー。

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電車男のレビュー

点数別:
6件~ 7件を表示/全7 件

4点 ごまあぶらさん

数多くの電車男が漫画雑誌にあふれているけど、正直に大ベテランが書いたら気持ちのいいものになってGOODです。
「ネットの人たち」の表現方法がしつこくない程度でよかれです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-27 22:44:01] [修正:2005-04-27 22:44:01] [このレビューのURL]

7点 rosenhomaさん

[ネタバレあり]

電車男。ネットに馴染み深い人なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?ネット発の純愛(?)物語。グーグルで検索するとトップにまとめが出てますので、興味があれば読んでみてはいかがでしょうか。タダだし。
 でまぁ、マンガ版電車男の感想です。原作が付いていて、おまけに完結している。つまりあらかじめ予定調和を読むことになるわけで。もしあなたが、このマンガを読むことで電車男を知り、話の続きが気になったのなら。ネットでタダで読めるわけです。でも、貴方は次の巻が欲しくなるかもしれません。話の起承転結全部分かっているのに、何故か?
 それはつまり、原秀則の巧さなんだと思います。
 原秀則の描く電車男は、基本的に『電車男』という台本から外れていません。ストーリーはあらかじめ決められていて、(少なくとも)内容も結末も知っている人からすれば次の展開はもう丸分かりで。でも続きが読みたくなる。これは多分、原秀則の描く電車男という作品の、抜群の演出力によるところが大きいんだと思います。
 エルメスの大人っぽさや、ふとした表情の可愛らしさ。電車男の、震えながら酔っ払いに立ち向かった姿の凛々しさや、産まれて初めての『でーと』に向けたいじらしい努力の姿。今までテキストでは想像するしか出来なかった姿を違和感無く、さりとて話を破綻させることも無く表現しきった原秀則の巧さは、中々得がたい才能であるように思います。
 話の結末を知らない人は入門書として、そして話の結末を知っている人は新たな魅力を知る一冊として。
 読んでみてはいかがでしょうか。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-04-22 04:08:32] [修正:2005-04-22 04:08:32] [このレビューのURL]


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