11人いる!のレビュー
7点 そのばしのぎさん
宇宙を舞台にしたSF漫画としてはもはや古典作品。
それゆえ、絵やキャラクター設定も今となっては古く見えるのも否めない。
タイトルからオチまでの一貫した流れは、シンプルだけど良い。
ただし、続編はスルーしたい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-10 02:08:34] [修正:2010-09-10 02:08:34] [このレビューのURL]
6点 あんりさん
今としてはもう古臭く、目新しいモノは何もありませんが
素直に入り込めました。
ヒロイン?の設定はおいしい限りです(元祖でしょうか)
異文化間の設定や交流など やはり少女漫画と言えどこのくらいじゃないと
おもしろくないですね
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-06-22 23:23:54] [修正:2010-06-22 23:23:54] [このレビューのURL]
7点 ジブリ好き!さん
宇宙学校の最終試験は、宇宙船で10人一組の53日間共同生活!…のはずが、11人いた!?
この作品は「今でも色あせない名作」ではなく、「今では色あせた名作」です。いわばこの手の話の「原点」。だからたぶん今読んでも、ミステリーとしては新鮮味はないかも。
萩尾先生は少女漫画の牽引者。
代表作「ポーの一族」の文庫版の寄せ書きで、宮部みゆきさんが、「自分も含め多くの漫画家、映画脚本家や小説家へ影響を与えた」と言ってます。
例えば、「ふたつのスピカ」の最初の試験も仮想宇宙船で見ず知らずの3人と課題付き共同生活でした。
最近の「宇宙飛行士」ものにいくらか影響を与えたかもしれませんね。
例えば、タダの直感のような電波な設定は多くの「宇宙」ものの漫画で応用されています。
いや、もしかするとこれについては竹宮恵子の方が早かったかもしれません。
何でもかんでもこんな風に言うのは良くないと思いますが、漫画家が影響を受けた漫画と言うのはやはり新であれ旧であれ響くものがあります。
そして何より、作者が影響をうけている・いないに関わらず、宇宙なら宇宙の、(ミステリーならミステリーの、)時代毎の作品を読んでみることはとても面白い。
時代ごとに宇宙の見方、アプローチの仕方が全く違うわけで。それこそが古い作品の価値だと思います。
えっ?古い画は苦手だから嫌だって?
でも今時の漫画じゃ決して見れませんよっ!?
古い画はステータスだ、希少価値だっ!!
(自分が萩尾望都を知ったのはとある方のポーの一族のレビューから。それまでは竹宮恵子だけが少女漫画の牽引者かと思ってました。その方に多謝)
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-05-23 23:55:17] [修正:2010-05-23 23:55:17] [このレビューのURL]
6点 NIMUさん
SF小説からの引用かもしれませんが、フロルみたいなキャラ設定を作りだしてくるとは驚きました。
萩尾望都ってちょっと変態趣味のある方ですよね。上手く作品のアクセントになっているからあまり気になりませんが。というか大好きですが。
巧く纏まった佳作中編だと思います。
試験という割には色々私情が混じり過ぎているような気もします。
あと、数人のキャラが全く目立っていないのも個人的にはちょっと気になります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-07-20 11:10:08] [修正:2008-07-20 11:10:08] [このレビューのURL]
7点 kozakanaさん
正直ラストの展開(タイトルに関わるところ)は
読めていましたが雰囲気は好きです。
徐々に団結していくメンバーの様子や
主人公とその周りの関係も中々見所だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-05-25 03:52:42] [修正:2008-05-25 03:52:42] [このレビューのURL]
PR