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6.58点(レビュー数:12人)

作者萩尾望都

巻数1巻 (完結)

連載誌ベツコミ:1975年~ / 小学館

更新時刻 2012-01-19 13:31:50

あらすじ 宇宙船で行われる宇宙大学の入試試験最終テスト。受験生は10人のはずが11人いて…。収録作「11人いる!」「続11人いる!!―東の地平・西の永遠 」「スペースストリート 」新編集版の短編集。

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11人いる!のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全12 件

7点 gundam22vさん

後のデスゲーム系に繋がっていく原型の作品だと思います。当時から斬新と評価されましたし、現在でも十分読めます。オチが読みやすいですが、逆に言えばこれも本作のおかげで後に似たのが広まったのかもしれません。

ヒロイン的なフロルの存在が今でも際立つと思います。荒っぽいツンデレ系の女の子みたいな個性があってかわいいです。正直蛇足的な続編がなんとか読めたこと、番外編が楽しいのはこのキャラがあってこそと言えるほどでした。それもあって「ポーの一族」より雰囲気が設定以上に明るく感じられるのが良かったです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-12-18 18:47:23] [修正:2017-12-18 18:47:23] [このレビューのURL]

7点 朔太さん

宇宙ロケット内という設定ですから、SFと思いきや、
いわば雪山に閉ざされた密室なんですね。
だから、結局典型的な雪山型密室殺人を描いた
推理小説風ストーリーです。

42年前の作品ですから、今思えばステレオ型の作品
ですので、とても斬新とはお世辞にも言えません。
しかし、人気作家萩尾望都の作品らしく、
ワクワク期待をさせる魅力はあります。

今や古典となってしまった感がありますが、記憶に残る作品です。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-12-05 00:58:15] [修正:2017-12-05 00:58:15] [このレビューのURL]

8点 kuroneko3298さん

コスモアカデミアの試験合格をめざして様々の星から集まった受験生たち。
試験内容は 「10人ずつが宇宙船のクルーとなり53日間を過ごすこと」
しかしはじめからトラブル発生!!
宇宙船の中のクルーが11人いるのだ---!!
コレは本当に試験なのか! それとも11人目の陰謀なのか-!
そんな中主人公タダの秘密とともに この宇宙船でおこった
哀しい過去が明らかにされていくことにーー。
異なる星の11人のキャラもイイですが、両生体のフロルがなんたってかわいいです。タダとフロルの恋も描かれ壮大なSFロマン作品となってます。
古い作品だけど楽しめると思いますよ。
2部東の地平 西の永遠--では クルーの仲間だった「王様の国の物語」が展開。こちらは壮大な哀しいSFファンタジーとなっていて見ごたえたっぷりです! タダとフロルのLOVE・LOVEぶりとともに大活躍ぶりが見れますよ♪

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-30 12:09:05] [修正:2012-08-30 12:12:52] [このレビューのURL]

6点 torinokidさん

「SF少女マンガ」というジャンルを創出した古典的名作の一つ。
導入から展開からラストまで、見事なほどに綺麗にまとまっている。
個人的には現在読み返してもそれなりに楽しめる。

内容的に古臭いのは已むなし。実際古い作品なんだから。
歴史的な価値のある作品として一読するのも悪くないのでは。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-09 10:53:06] [修正:2011-09-09 11:22:27] [このレビューのURL]

5点 kikiさん

掲載当時としてはセンセーショナルだったのかもしれませんが、
SF漫画が珍しくもないこの時代のせいか、読み始めた瞬間オチは
分かってしまいました。
それぞれのキャラに色々な背景をもたせて、人間関係を色々からめた
かたのでしょうが、11人は多すぎかなぁ。

萩尾望都さんの漫画って絵も話の展開も読みやすいのですが、
どの作品を読んでも読後どんな話だったか忘れてしまいます。
この作品も特に心に残りませんでした。
好みの問題もあると思いますが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-21 00:26:58] [修正:2011-02-21 00:43:57] [このレビューのURL]

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