BECKのレビュー
9点 はるきさん
マンガという手段でこれだけ音楽を表現できるんだ、と普通に感動しました。歌のシーンなんて音は聞こえなくても、いいアルバムに出会ったときに似た感覚を覚えます。
またBECKというバンド、そして個々のメンバーが少しづつ結束していき、ライブシーンがどんどん良くなっていくのが読んでいて嬉しいというか、爽快です。
特に作中で描かれた最後のライブですね、各メンバーのコユキへの想い、コユキの各メンバーへの想いが混ざり合って、ライブ会場にすごいエネルギーをもたらしていて「こんなライブ見てみたい」と思えました。
さらにもう1点、BECKを支える周りの大人たちがかっこよ過ぎます。
中だるみなしで34巻という長さを全然感じさせない、一気読みしたい作品。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-06-03 02:01:16] [修正:2010-06-03 02:01:16] [このレビューのURL]
6点 Mikky-Dさん
音楽を主題とした漫画。少年誌連載ということで、作者の他の作品と比べるとやや異色。もちろん、それが悪いわけではなく。
また、シュグナイトの件を指摘している方がいらっしゃるように、実在のミュージシャンの逸話やグループ名、ライブハウス等々を各所でパロディ化している点や、例えばNYドールズのくだり(真帆の化粧)等、元ネタ知っているとクスッと笑ってしまうような表現は、作者の音楽の趣味が感じられ、大いに評価できる。ただ、それがやや広く、浅いように一部感じる(あえてそうしたのかもしれないが)。
ひとつだけ言いたいのは、関連アニメやCD等は、この漫画に関してだけは絶対に作ってはいけなかったのでは。何らかの実在する「音」とイメージが結びつけられる可能性を伴うようなことは絶対にやってはいけなかったように思う。もしアニメ等でこの作品のイメージと同時に何らかの音楽を聴いてしまった人が、この漫画を読んで想像力を働かせる際の妨げとなる危険性があるのは明らか。
テレビや映画などにない活字や漫画の良さは、読者が強く想像力を働かせることができることだと考えているので、せっかく「音楽」という漫画作品として珍しいテーマがあるだけに、この点は実に残念。
この作品の中で演奏される音楽は、読者それぞれの頭の中でのみ流れるべきだった。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-10-02 20:15:05] [修正:2008-10-02 20:15:05] [このレビューのURL]
9点 abexturnerさん
バンド漫画の最高峰といえるでしょう!
なんの取り柄のなかった少年コユキは謎の帰国子女竜介と出会い
音楽の道にのめり込み活躍していくサクセスストーリー。
コユキは竜介と出会わなかったら平凡な人生を送っていたでしょう。
誰にでもこの人と出会ってなかったら・・。ってのがあると思います。
人との出会いって大切だなって感じさせる漫画です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-01-27 17:41:26] [修正:2012-01-27 17:41:26] [このレビューのURL]
10点 07yamutyaさん
これを読んだあとは必ずギター弾いてる
漫画なのに、音やライブの雰囲気が伝わってくる
キャラも、かっこいい奴らと個性的なやつらがたくさんいておもしろい
ブスが多いため、ヒロインが際立つ
ギャグセンスもある
ストーリーも無駄が無く
すらすらいけるため
何度も読み返しちゃいます。飽きません。
バンド漫画no.1だと思いました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-08-15 12:24:35] [修正:2011-08-15 12:24:35] [このレビューのURL]
8点 くろしびさん
高校ぐらいの頃は周りにギターをかじるような人がいたものだ。
私はまったく興味をもたなかったけど、
上記の人とそうでない人では
多分この漫画の感想はかなり違ってきそう。
洋楽なども詳しくないので、ライブ場所や、
登場するアーティストなどが模倣しているのかどうかも
判断がつかないが、脇役で出てくるキャラも多く
パッとどういう立ち位置なのかわかりづらかった。
でも後半に向けての話の盛り上げ方などがよく、
恋愛要素も織り交ぜながら、きれいに終わったと感じた。
巻数は長いが、月マガコマ割りなのでサクサク読めるし
ある程度いっき読みがお勧め。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-04-26 14:28:32] [修正:2011-04-26 14:28:32] [このレビューのURL]
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