ホーム > 少年漫画 > コミックボンボン > サイボーグクロちゃん

9.42点(レビュー数:7人)

作者横内なおき

巻数11巻 (完結)

連載誌コミックボンボン:1995年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:35:13

あらすじ ある日突然サイボーグにされた猫「クロ」がガトリングをぶっぱなしながら暴れるマンガ

備考 作中のセリフから舞台は北海道らしい

シェア
Check

サイボーグクロちゃんのレビュー

点数別:
6件~ 7件を表示/全7 件

10点 uytrewq00さん

隠れた名作。コミックボンボンというのが実に惜しい。
最初はたんなるドタバタギャグ漫画かと思いきや中盤以降からの「キッド編」や「ゴロー編」などはホントに少年漫画か?と、ドキリとする程のハードな展開(最後は泣ける)。それを絶妙な絵柄とギャグが緩和していてとても読みやすい。
大人も読むべき最高のギャグ漫画。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-01-22 19:36:41] [修正:2008-01-22 19:36:41] [このレビューのURL]

10点 やじウマさん

 とても大切な漫画。
「そういうことはガンダムかロックマンにたのめよ・・・」助けを求めにきた宇宙人に平然とそんなことを言ってしまう主人公。
「神様、クロちゃんが地獄に落ちますよーに・・・ !」「すまないよー、崖から落ちて鼻血じゃすまないよー!」「タジマヨーコが聞いたら怒りそうなフレーズだな」「ヤバい!ライオンに免疫のない地区に入った!」「スモールライター!」ギャグっていうものには制約なんてないこと、漫画でやっちゃいけないことなんて何一つないことを教えてくれた素晴らしい読み物。
 ギャグをやりながらも常に自分達のやってることに対して一歩引いた目で見ている登場人物達。ひねくれることがどんなに大切か、小学生の時教わりました。当時の子供向け漫画とかアニメに出てくる正義一徹、優しくて強いキラキラした主人公は信じられなかった。だって周りにいねーじゃん。
 いま読むと作者は少し人格に問題ある気がするんだけど、でも読者、子どもをバカにする事だけはしてなかった。小学生が残酷で暴力的で大人なんて簡単に騙してしまうずる賢いヤツらで、でも実は移ろいやすくてちゃんと悲しいっていう感情を持ってて自分が思ってるほど強くなくて大人の理不尽な暴力に逆らえない生きものだってことをわかっていたはずだ。だから今読んでも全然陳腐じゃない。あれだけブッとんだギャグ書いてるのにシリアスな話でも全く違和感なく楽しめるのはなぜなんだろう。
 ボンボンに連載してたからいいのだ。コロコロに連載してたら去勢されてた。そうしなかったから子供の目に止まったんだ。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-08-29 14:58:03] [修正:2012-10-21 19:41:15] [このレビューのURL]


12
次の10件>>

サイボーグクロちゃんと同じ作者の漫画

横内なおきの情報をもっと見る

同年代の漫画

コミックボンボンの情報をもっと見る