プレイボールのレビュー
9点 American418さん
野球というスポーツそのものの魅力をきちんと描いた、
という面においては非常にほかの作品にはない魅力がある。
魔球も、剛速球を投げる投手も、
瞬速の遊撃手なども出てきません。
しかし、この漫画には「等身大の野球少年」そのもの
があるのではないのでしょうか。
その基本さ、オーソドックスさを忠実に守った
堅実さというのがこの作品にあります。
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[投稿:2005-05-18 12:32:39] [修正:2005-05-18 12:32:39] [このレビューのURL]
8点 rosenhomaさん
とにかく『強くなるには練習するしかないんだ!』という主人公たちの姿が非常に格好よい、『努力・友情・勝利』が合言葉だったころのジャンプらしい作品。
もうとにかく『こいつら練習のしすぎで死ぬんじゃなかろうか?』と思うほどの練習量を誇りながら、それでも甲子園に、かれらはいけません。それでも、甲子園にいつか出場できると信じて止まない主人公達の姿は見ていて非常に清々しい。作り手が野球という競技と、その周りで『頑張ってる』人達のことを心底愛しているのが伝わってくるような話運びは『もういいから勝たせてやってくれよ!』と願わずにはいられません。
この作品の影響を受けた野球漫画は数知れず、そして恐らく全ての野球漫画の目標とされてきた作品でしょう。
それだけに、作者の早すぎる死が惜しまれます。
泥臭く、また非常に地味な作風なのですが、本当に素晴らしい作品です。是非一読を…。
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[投稿:2005-04-24 21:13:35] [修正:2005-04-24 21:13:35] [このレビューのURL]