あらすじ 父の死の謎を追う少年飛鳥了。その内に悪魔(デーモン)は人間の理性が無くなったときにその体を乗っ取れるという仮説を打ち出す。親友の不動明を誘い,逆に悪魔の体の方を乗っ取ってやろうという計画を打ち出し,結果として不動明はデーモンの勇者アモンと合体し意識を乗っ取り,デビルマンになった。そして来たるデーモン軍団を迎え撃つ!!
備考
既存の少年漫画になかったエログロ、終末的思想、後半からの凄まじい展開は当時の読者に衝撃を与え、後年輩出された名作には少なからずこれの影響を受けたものも存在すると言われる。
70年代を代表する作品。
また、作者にとってもお気に入りの作品らしく文庫化や豪華版などにされたときには大幅の加筆修正も行っている。
デビルマンのレビュー
4点 weaselさん
グロイと言うから読んでみたのだがそのまんまの意味のグロさでちょっとがっかり
内面的な部分でのグロさをもっと見たかった。
あと5巻で終わりというのがちょっとこの話の内容だともっと巻数を使った方がいいんじゃないかなぁと思った。
正直あまり斬新な感じがしなかったけどほとんどの漫画がこの漫画を踏襲されている結果なのかなと思えば
ちょっとすごいと思います。
残念なのはやっぱりライブで読めなかったことだと思います。
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[投稿:2006-12-14 00:46:52] [修正:2006-12-14 00:46:52] [このレビューのURL]
6点 為亀さん
後半の展開が急激過ぎて自分には合いませんでした。
周りの状況がすごいスピードで変わっていくので、一人一人の心情を考えると不自然な感じがして乗り切れずに終わってしまった感がありました。
最後の疑心暗鬼タイプの終わり方も最近では割りとみられる終わり方なので、その先駆者と言う意味でのすごさは感じるものの落ち方自体に新鮮味は覚えませんでした。
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[投稿:2006-10-30 13:20:59] [修正:2006-10-30 13:20:59] [このレビューのURL]
10点 doneさん
もう凄すぎ!世界終末ものというか天使と悪魔が登場するダークファンタジーものの原点にしてすべてやりつくした感があります。
いきなり傑作が出来ちゃったって感じです。
いらないかなっていうエピソードも単行本5巻でまとめられた
濃密なストーリー展開なのでがっと読めちゃいます。
人間の狂気を描き出す所も凄いですが
飛鳥了=天使=両性具有=不動明を愛している
というオチも凄い。
まさか少女漫画的悲劇的恋愛まで盛り込むとは恐れ入りました。
最後の神の軍団の到来も意味深で読後も物語を想像させる
意味深なラストでした。
物語の最後は読者にお任せしますてきな漫画は数ありますが、
主人公の生死がわからないとか意味不明すぎてカタルシスを感じられなかったり、色々文句を言うタイプなんですがこのラストなら
言うことはありません。
古い漫画ですがデビルマン達は力強くシンプルでかっこいいデザインです。ぐろいので万人にお薦めは出来ませんが、ぜひ皆さんに
読んで欲しい作品です。
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[投稿:2006-10-29 13:11:57] [修正:2006-10-29 13:11:57] [このレビューのURL]
2点 assdさん
世界設定が一貫してないうえ、
強引な展開がいらいらした・・
なんていうか何が面白いのか理解できなかった。
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[投稿:2006-10-10 00:07:15] [修正:2006-10-10 00:07:15] [このレビューのURL]
9点 Aさん
途中ちょっとだるい。でも締めがすごく巧くて、なおかつおもしろかった。
人間の狂気はエンターテイメントになり得るのですね。
デビルマン・フォロワー的な作品は本家を超えれてないとよく聞くが、正直最初にやったモン勝ちだと思う。それにテーマや流れ以外の部分は酷かったりするし、少々過大評価な感も否めなかったです。名作だけどね。
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[投稿:2006-09-27 23:51:07] [修正:2006-09-27 23:51:07] [このレビューのURL]
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