あらすじ 父の死の謎を追う少年飛鳥了。その内に悪魔(デーモン)は人間の理性が無くなったときにその体を乗っ取れるという仮説を打ち出す。親友の不動明を誘い,逆に悪魔の体の方を乗っ取ってやろうという計画を打ち出し,結果として不動明はデーモンの勇者アモンと合体し意識を乗っ取り,デビルマンになった。そして来たるデーモン軍団を迎え撃つ!!
備考
既存の少年漫画になかったエログロ、終末的思想、後半からの凄まじい展開は当時の読者に衝撃を与え、後年輩出された名作には少なからずこれの影響を受けたものも存在すると言われる。
70年代を代表する作品。
また、作者にとってもお気に入りの作品らしく文庫化や豪華版などにされたときには大幅の加筆修正も行っている。
デビルマンのレビュー
8点 二軍Tシャツさん
ここのレビューを見て、気になったので買ってみました。
凄かった。
普段ここまで古い作品には手をつけないでいたが、正直見方が変わった。
無論絵柄がどうとかいう問題はない。
あの壮絶なクライマックスを作者は最初から考えていたのだろうか、感服しました。
多分僕と同年代もしくは下の年代の人達にはあんまり受けないし手に取ろうとすらしないんだろうな、もったいないなぁ・・・
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-06-21 19:40:31] [修正:2009-06-21 19:40:31] [このレビューのURL]
9点 穴子さん
これほどまで残酷で絶望的な結論を、5巻程度の量で描ききっていることに圧倒された。
正直、ここまで驚かされた作品は、なかなかなかった。
「被害者から加害者に・・・」
デビルマンのこの発言とあのシーンに、「生物の本質」がぎっしり詰まっている。
イレーヌ、人面魔獣などなど、この作品に「画力がない」とは到底思えなかった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-05-20 11:11:15] [修正:2009-05-20 11:11:15] [このレビューのURL]
9点 Lynxさん
序盤は特に何も感じずサラサラと読み流してしまった。ちょっと蛇足な部分もあったと思う。
ただ、中盤以降の魔女狩りのシーンは読んでいて衝撃が走った。
人間って恐怖に煽動されるとここまで恐ろしいことができるのか……
いろいろ考えさせられた。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-03-29 18:18:01] [修正:2009-03-29 18:18:01] [このレビューのURL]
4点 グランパスさん
ベルセルクやスポーン、その他諸々に内外問わず影響を残した作品。
意外な展開、意外なラスト、独特のエロス。
絵からは70年代独特の怖さも伝わってきて興味深い。
ただリアルタイムで読んでないからか、巷の評判ほどインパクト受けず。
自分と同世代か、それ以降の世代には受けないんじゃないかな。
もちろん、この作品の偉大さは理解してるつもりだけど。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-01-07 16:43:25] [修正:2009-01-07 16:43:25] [このレビューのURL]
9点 fifty-endさん
一巻を読んで、えっ?と感じました。
アニメ版とは完全に別物です。
中学生の時に読んだので、かなり衝撃を受けました。
永井豪氏は憑依作家と聞いていましたが、
勢いだけで描いていたとはとても思えませんね。
間違いなく傑作です。いろいろ考えさせられるものも
ありますし。
でも、実写版はあまり観たくないですね。
漫画版がベースと聞いたので。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-12-29 16:05:24] [修正:2008-12-29 16:05:24] [このレビューのURL]
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