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5.96点(レビュー数:28人)

作者えすのサカエ

巻数12巻 (完結)

連載誌月刊少年エース:2006年~ / 角川書店

更新時刻 2012-06-08 23:11:12

あらすじ 天野雪輝は日記が趣味の中学生。ある朝彼は未来の自分の日記が携帯に打ち込まれているのを見つける。だが読み進めた彼が目にしたのは自らの「死」の記述。彼は知らぬ間に、未来の日記を巡るサバイバルゲームに巻き込まれていたのだ…。敵か味方か、雪輝を狙うストーカー少女・由乃を交え、未来予知能力者12人による殺人ゲーム勃発。

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未来日記のレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全28 件

6点 jdf54jさん

未来の自分が書いた日記を現在の自分が持っていて、そういう人間が
集まって殺し合いをするサバイバルゲーム。予知ではあるが、
未来の自分が日記に書きそうな事しか現在の自分にはわからない。
主人公は日記に自分の事を書かないので、自分に危険が迫っても
予知できない。ヒロインは主人公の事ばかり日記に書くストーカーで
主人公の危機のみ予知できる。この二人が出会い、お互いの欠点を
埋め合わせる所から話は始まる。

ヒロインのストーカーっぷりが面白いのも相まって設定を理解
してからの序盤は楽しめたが、日記を使ったトリックが微妙で
出落ちな感が拭えない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-06 00:13:01] [修正:2011-10-06 00:19:18] [このレビューのURL]

6点 tamajiroさん

最初にこの作品を手に取ったときは、良くあるキャラ押しの作品なのかと思っていましたが、なかなか面白かったですね。


設定としてはどこかで見た感じのサバイバルゲームなんですが、突拍子もない武器なんぞではなく「未来を予知する日記」というあくまでキャラ達の実力で「頭脳戦」というのが、なかなかハマっていたと思います。
さらに僕個人としてはヒロインがストーカーというのが、何より斬新で良かったです。これが最後に活きて「僕が由乃を好きになった理由」に繋がったのはこの作品の一番おいしいところでしたね。ヤンデレ最高w


ただし私が気になった課題としては台詞のパンチ力と何よりやっぱりエンディングですね。悪くはないんですが、良くもないという。ちょっとご都合主義っぽくなってしまったというか、、、難しいところですけどね。すごく微妙なところなんですけど、ちょっと安っぽくなっちゃった気がしました。

エンディングってやっぱりその作品の「最高の妥協点」だと思うんですよね。
このエンディングだと「妥協」の「妥協」ぐらいなんじゃないかな。

まあ、でも全体通したら十分良作なんで、斬りあい打ち合いなどの過激な描写が大丈夫な人は十分楽しめる作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-03 01:44:04] [修正:2011-11-17 11:36:20] [このレビューのURL]

6点 臼井健士さん

まず目を引くのはアニメ化しやすいんじゃないかな(話の内容は置いといて)?と思う、見やすい絵柄。予想通りにアニメ化されました。
ヒロインも可愛らしい。
・・・・・・・・・・・・が、この「絵柄」で話の内容を想像すると大多数の読者は「足元をすくわれる」こととなろう。

やるのは「12人の予知能力者同士の殺し合い」である!
主人公は平凡な14歳(おそらく)の中学二年生男子。
但し、人付き合いを避けて空想の世界に閉じ篭っている。
趣味は携帯で日記を付けること。決して暗いというわけではなく、オタクという雰囲気を漂わせているわけでもないのにいつも独りぼっち。
そんな少年の空想の中に登場する全てを支配する「神」。空想の産物と思っていた神がある日、突如として実体化する。
与えられたのは「携帯の日記に記される自身の未来」。
気まぐれな神は少年と同じく「日記に記された未来を見ることができる能力」を彼以外に11人に与え、自らの後継者を選抜しようとする。
その選抜の方法こそが「候補者同士の殺し合い」なのだ!

同じクラスの美少女「我妻由乃」(がさいゆの)は、同じく「未来日記」を見る力を与えられた11人のうちの1人で、主人公に異常な執着にも似た好意を寄せる。彼女の異常さに辟易しながらも「共同戦線を張って」他の候補者たちとの戦いの幕が切って落とされた。

由乃の日記は記す。「7月28日の夜、主人公と由乃は結ばれる」と。
果たして、主人公は3ヵ月の後に褥の中に由乃を抱いているのだろうか・・・・・・?

話は「デスノート」をもっと過激かつ直接的にしたものというと分かりやすいか。
月と、月に惚れるミサの関係に「主人公とヒロインの立場はかぶる」。
けれど、月と違うのは主人公は決して「世の変革を望んでゲームに参加した」わけでなく、巻き込まれた受身の立場であること。
否も応もなく降り掛かる火の粉を振り払っていかなければならないという環境は、平凡な日常に流されがちに生きる多くの読者の目線の投影でもあるはず。そういう意味では、視点はデスノートより全然身近だ。

最も身近な協力者である「由乃こそが最後の最後に立ちはだかる存在」となるようなことを暗示する描写がなされている。
受身で周囲に無関心。
自分の殻に閉じ篭っていた主人公が「死の危機」によって追い詰められることで、自らの意思で戦い、運命に立ち向かう男になっていくことがテーマのひとつか?

「1人の男となって、1人の女である由乃を自らの意思を持って抱けるか?」はきっと、その象徴。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-24 07:01:09] [修正:2012-08-10 08:13:06] [このレビューのURL]

2点 kogumataroさん

無気力、つまんなそうに日々を生きてる傍観者。
そんな主人公がある日突然ゲームに巻き込まれ、他のゲーム参加者を倒さなければならなくなり、とまどいながらも生き残るために他の参加者を倒していく。。。と、どっかで見たことがあるようなストーリー
かなり痛い感じにできあがってるので、最後まで読めたらすごい

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-07 08:54:33] [修正:2010-11-07 09:11:48] [このレビューのURL]

7点 そのばしのぎさん

バトルロワイヤル物の一種。
90日まで先が読める日記でありながら、実質10分単位でしか活用されてなかったり、警官が水平射撃をしながら「威嚇射撃だ」などと、色々とツッコミ所も多いのだが、あまり細かい所を気にしなければ大筋は楽しめる。
ヒロインがストーカーというのも類を見ないインパクトがある。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-06 20:46:16] [修正:2010-09-06 20:46:16] [このレビューのURL]

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