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6.46点(レビュー数:13人)

作者古谷実

巻数4巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:2006年~ / 講談社

更新時刻 2010-08-26 14:36:14

あらすじ 32歳 警備員 友達なし……没な人生にお別れを。可笑しく哀しい未完の小器。深夜、巨大スーパーマーケットに棲息する一人の警備員男。ずっと、うつむいたままで生きてきた。気がつけば、独身、恋人はもちろん友達もいない。孤独は罪だと反省し、一人、星に願いをかける……。友達をください……友達。

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わにとかげぎすのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全13 件

7点 オカシューさん

美人の彼女にイカレた知人達と恐怖体験、次々に繰り出される古谷節。
あだち作品にも通ずる、「お約束だけど面白い」そんな漫画。

そんな中で冴えない男に美女カップルを中心に据えて物語は展開していく。
ココは中々大事。
「何でこんな奴もてるんだ?」と思わせておいて、この主人公赤の他人の借金300万円肩代わりしたりする。

読者はみょーに納得してしまう。ああこんないい奴だったら美女とくっついてもオッケーかな。

赤の他人の借金引き受けるなんてゼッタイ出来ない。(俺だけ?)
でもだからこそ憧れる。
そんな仏さまみたいな人に一度はなってみたいと。

そんなこんなで夢がある。なんかうれしい気分になる。
「ありえねえだろ」と言われればそれまでだが手の届かないものだからこそ夢がある。

少年マンガ、少女マンガはファンタジーだから美男、美女でいいだろう。
でも青年マンガは美女と野獣が心地よい。

きっついエピソードも詰まっている漫画だが主人公富岡のキャラのおかげでかなり救われた気分になる。
弱さは同じでもシガテラより危険に立ち向かう主人公は際立っている。

「バファリン」と「わにとかげぎす」の半分はやさしさでできています。

私は好きだ、こーゆー漫画。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-09 02:36:17] [修正:2009-12-09 02:42:41] [このレビューのURL]

8点 リオ1980さん

名作って、読み終わってすぐ「名作やったな」じゃなく、
しばらく経って、「あれは名作やったんやな」って感じなんだと思う。
そういう点で、この作品は名作なんだと思った。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-24 15:00:46] [修正:2009-10-24 15:00:46] [このレビューのURL]

4点 メカざわさん

社会悪漫画。絵はよくはなっていきている。

作者が失敗作といっているだけに、中途半端感がぬぐえない作品。この頃の古谷先生は本当に描きたいものを模索している印象がある。特別おもしろいとも思わないし、特別つまらないとも言えない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-19 21:11:24] [修正:2009-08-19 21:11:24] [このレビューのURL]

4点 bugbugさん

前作との違いがあまりよく分からない
最近の氏はいったい何を描きたくて、何を伝えようとしているのか

マンガ家としての技量は大したもので、どうでもいい話を
きちんとメリハリつけて描いているので、読めないことはないですが

今までメッセージ性を強く発信していた作家だけに、期待外れ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-21 07:00:07] [修正:2009-02-21 07:00:07] [このレビューのURL]

5点 しまうまさん

評価しにくい・・・。

古谷先生の作品を今まで読んでた人なら好きになれると思いますが、
今まで読んだことない人がこれを最初に読んだときに面白いと思えるのかな。となんとなく思ってしまった。

個人的には好きですよ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-14 23:04:05] [修正:2008-12-14 23:04:05] [このレビューのURL]

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