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7点(レビュー数:15人)

作者宮下英樹

巻数15巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:2004年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:39:21

あらすじ 血で血を洗う合戦が繰り返されていた戦国時代。男は生きるために人を殺さなければならなかった。そんな時代に生まれ落ちた仙石権兵衛秀久。15歳の夏、権兵衛の守る城が魔王・織田信長に攻められた!ヤツは陥落する寸前に奇跡の脱出を試みる。ある想いを成し遂げるために・・・。

備考 第2部『センゴク 天正記』に続く。

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センゴクのレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全15 件

9点 yokatopiaさん

視点が新鮮で面白い。
歴史では織田信長は着々と領土を広げていったが、実態は毎回綱渡りであったと感じられた。
先駆けの凄さ、凄惨さが表現された作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-20 21:30:24] [修正:2008-12-20 21:30:24] [このレビューのURL]

7点 Sealさん

仙石秀久って「信長の野望(烈風伝以降)」だと典型的な雑魚武将。
歴史的にもそんなに目立った人では無いと思うけど、そんな武将を主人公にしたところが面白い。
主人公がその腕っ節と度胸で兵卒から出世して行く過程を通して、戦国時代を様々な目線から見ることができる。
よく考えたらヤンジャンの「キングダム」ってこの漫画の中華版みたいですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-11-07 20:08:43] [修正:2008-11-07 20:08:43] [このレビューのURL]

9点 Timさん

[ネタバレあり]

通常主人公となりえないような武将を主人公にしたことで、一兵卒の視点での戦国時代を映し出した秀作。

古戦場や当時の資料を丹念に調査し、時には通説に疑問を呈しながら戦を組み立てる技量が素晴らしい。まあ主人公が活躍しすぎな感じはあるが。

第二部が待ち遠しいが、既に嫡男がいるはずの年齢なのに独身の主人公。
そして来るべき「戦国史上最も失敗」をどう描くのかが楽しみで仕方がない(島津維新斎義弘のキャッチフレーズも)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-04 08:19:22] [修正:2008-05-04 08:19:22] [このレビューのURL]

7点 たにやんさん

歴史は勉強不足で予備知識が情けないくらい無かったけど、
全然楽しめました。
個人的にはヤンマガの良心・・・笑

この漫画の説明をするにおいて、
このキャッチフレーズが秀逸すぎる。



「戦国史上、最も失敗して、挽回した男」

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-01-28 23:36:32] [修正:2008-01-28 23:36:32] [このレビューのURL]

9点 トッティさん

戦国時代を作者独自の目線から斬新に描いた漫画。
主人公の仙石権兵衛秀久は信長、秀吉に仕えた武将ということで、戦国ファンにはお馴染みの信長の合戦が物語の中心として描かれている。

この漫画の特徴としては、まずは作者による現地や資料の緻密な調査に基づいた、合戦の独自の解釈が挙げられる。「だが、この定説には疑問が残る」を合言葉に、現地の地理や戦国時代の戦術を分析した上での、定説とは全く違う合戦を描いている。
また、その独自の解釈は武将やその他の設定にも生かされている。
信長、秀吉、家康、光秀といった著名な武将はもちろん、小ゴマと大ゴマを大胆かつ見事に使い分けることで、有名でない武将も大いに魅力的に描かれている。特に有名でない武将を「強敵」として描くのは作者の十八番で、作者が好意的に描いた武将は、こちら側も全て好意的に受け入れれるようになっている。

フィクション部分では、主人公・権兵衛とその幼馴染の女性・お蝶の、戦国時代という中での恋愛、そしてすれ違いを中心に描いており、ストーリーとしても十分厚みのあるものとなっている。

作品の難点を挙げるとするならば、主人公の権兵衛が若干活躍しすぎな点、権兵衛が幾度となく死の危険に瀕するが、史実に則するために絶対に死なないのが分かっている点が挙げられる。
また、上記の通り有名でない武将を「強敵」として描きすぎ、ストーリーに絡まない他の有名な武将を蔑ろにしている点や、有名な武将は特に漫画としてのデフォルメが加えられている点は、コアな戦国ファンには逆に受け入れにくいかもしれない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-13 22:56:26] [修正:2007-08-13 22:56:26] [このレビューのURL]

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