孤独のグルメのレビュー
8点 ITSUKIさん
あれだけネット上でネタにされれば読まずにはいられません笑
文庫版で読みました。
それにしても・・・何故か面白い妙な魅力を持つ作品だと思います。
あらすじとか内容を文章にすればするほど「なんでこれがこんなに面白いんだ」と不思議な気持ちになりますw
料理を美味しそうに描くのはもちろんこの手の作品には必須ですが、
この作品は料理だけでなく店の内外の描写も丁寧なので、その店に行った気分になれます。
独りで店に立ち寄って食べる、というスタンスの作品なのでここらが上手に描けているなぁと思いました。
そして料理に対して「これはうまそうだ」「この注文は失敗した」等のゴローの心理描写がいちいちハマります。面白い。
独りで食事しながらぶつぶつつぶやく様子(本当に口に出していなくても)が、漫画としてはありそうでなかったモノで、かつ共感できるからではないでしょうか。
沢山漫画を読んだ方こそ、この作品の妙な中毒性に気づけるんじゃないかと勝手に思ってます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-01-15 03:53:36] [修正:2010-01-15 03:53:36] [このレビューのURL]
6点 とろっちさん
このサイトで高評価だったので気になっていた作品です。
一時期ネットで話題になっていたとか。
つまるところ、腹をすかせたオッサンが一人でブツブツ言いながら中途半端な時間に食事をする、
ただそれだけの漫画です。
が、読んでいて自然と笑いがこみ上げてきます。グルメ漫画なのに。
ギャグ漫画のようにゲラゲラ笑うのではなく、雰囲気にニヤニヤさせられっぱなし。
無駄にハードボイルドなのがツボにはまるのかも。
巻末の原作者コメント「入ったことのない店に一人で入るのは物怖じする」
が作中で再現されていないのが残念です。
初めての店に入る時のちょっとしたドキドキ感があまり感じられないので。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-23 14:31:20] [修正:2009-12-23 14:31:20] [このレビューのURL]
8点 百さん
大好きです。かなりの回数読み返した漫画。
独特の表現が多く色々なところでネタにされていますが、そこが非常にクセになります。
一時期、某牛丼店で豚丼と豚汁を注文して、「豚がかぶってしまった。失敗した。」と一人で思いながら食べるのがマイブームでした。
マイフェイバリッドは「深夜のコンビニフーズ」
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-11-24 22:38:54] [修正:2009-11-24 22:38:54] [このレビューのURL]
9点 taroさん
平たく言えば、渋め(?)のオッサンが飯をハフハフ食べる。
深いんだか、深くないんだか、よくわからない妙な作品。
ただ、ニヤニヤしてしまいます。 大好き。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-08-20 21:30:23] [修正:2009-08-20 21:30:23] [このレビューのURL]
6点 ガクちゃんさん
にやにやして読んでしまう好きな作品ではある。
なぜ、久住昌之と谷口ジローが異色合体? どんないきさつがあるか知らんが、泉昌之の「夜行」や「かっこいいすき焼き」と比べてしまう。
「旅人にとって人生は一回一回の食事すら勝負なのである」というテーマから透かして見ると「旅なんか出るんじゃなかった」で終わる「夜行」の方が強いメッセージ性を感じる。
そうでなくとも決定的な差はある。それはずばり、食いモンの旨さと感動みたいな部分である。本作は店を探す状況から始まって、たどり着き、そして食すというパターンの繰り返しである。画力があり場の雰囲気は非常に出ているのだが、いかんせん読んでいて腹が減りはしない。料理の説明は多いが「食いてぇー」とはならない。
少々淡々と過ぎる物足りなさがある。主人公が酒を飲まないというのも結構マイナスポイントではなかろうか。まあ個人的な好みだろうが。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-02-22 16:34:21] [修正:2009-02-22 16:34:21] [このレビューのURL]
PR