GIANT KILLINGのレビュー
9点 クーカンスさん
作者はサッカーというのを解ってらっしゃる
本来ならばスポットライトはフィールドのプレイヤーに
あてられますがこの作品は監督が主人公ってところが斬新です
更にそれを取り巻くサポーター、記者、カメラマン等々
とにかく今までのサッカー漫画にはなかったものです
選手達も一人一人個性がありそれぞれの話もあり
毎試合楽しめます
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-13 20:28:14] [修正:2008-10-13 20:28:14] [このレビューのURL]
7点 たにやんさん
サッカー漫画では一番面白いかも。
「俺フィー」とはまた違った熱さがある。
戦術で魅せる試合描写だから、リアルなんだよねぇ。
椿や村越や王子など、魅せてくれるキャラもいる。
とりあえず作者からはサッカーへの情熱を感じるし、良作!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-07-23 00:24:47] [修正:2008-07-23 00:24:47] [このレビューのURL]
7点 booさん
もはや大人気と言っていい有名サッカー漫画。
色んなスポーツを取り扱った漫画があふれている中で、何でこの漫画を読むとこんなに実際に足を運んで地元のクラブチームを応援したくなるんだろうねぇ。実際うちの姉貴などはこの漫画を読んだのがきっかけで、勤務先に近いというジュビロ磐田のプチサポーターになってしまったそうで、J加盟クラブすらない私の地元からすると実に寂しく思ったりする(でも今年はJ2上がれそう!)。
この漫画について語られる時に、監督が主軸にすえられているということに言及されることは多いと思う。ただかといって、監督の力で弱小チームを成長させ、巧みな戦術で痛快に敵チームをやっつけるというのがこの漫画の一番の面白みかといえば少し違う気がする。いやもちろんそういう面もありはするのだけれども。
何というか、読む側をめちゃくちゃ熱くさせようとはしていないんだよなあ。例えばORANGEはフロントやクラブのサポーター、J2の経営問題を物語に絡めた初めてのサッカー漫画だったかもしれない。ただその中でもやはりORANGEには武蔵という確固たる主人公に軸があったわけで。私たちはサブのキャラクターたちやストーリーに焦点が当てられる時があったとしても、大活躍する武蔵にこそ感情移入したし、熱くなった。
しかしジャイアントキリングにおいては、監督である達美に感情移入することは驚くほど少ない。何しろ何を考えてるのかよく分からないのだ笑。そして代わりに私たちは、選手達でありサポーターでありフロントに感情移入することになる。もちろん彼らだって一様じゃない。ベテランがいれば若手がいる。試合に出る選手がいれば出られない選手もいる。移籍する選手もいれば移籍してくる選手もいる。現役ばりばりの若いサポーター集団がチームを支える一方ETUが強かった頃のサポーターだって戻ってくるし、ずっとスタジアムに通い続けているじいちゃんサポーターがいれば、小学生のサポーターもいる。社長、広報、スカウトといったフロントがいる。記者やスタジアムを管理するおっちゃんだっている。
ここに脇役というのは存在しない。ETUという一つのクラブを巡って、選手からサポーターまで様々な立場の人々の視点で群像劇が少しずつ語られていく。しかし必ずしも彼らの物語が交差するわけじゃない。でも彼らはどこかでつながってETUというクラブを構成していく。
一人に深く没入するわけじゃないので、ORANGEみたいにめちゃくちゃ熱くなれるわけではないのだけれど…。でもだからこそジャイアントキリングは、単一の視点ではなく様々な選手たちやサポーター、記者等たくさん視点でETUを眺めることで多角的に確固たる一つのプロサッカークラブの姿が浮かび上がらせることに成功している。そんなたくさんの視点が集まる試合だからこそ一つの試合であってもその重さと勝利する喜びが分かる。だからこそ実際に足を運んで地元のクラブチームを応援してみたくなる。
サッカー好きはもちろん、特に興味のない人にもおすすめ。うちの姉貴みたいにサッカーの魅力に気付かされることになるかもしれない。要はサッカーの面白さというより、プロサッカークラブの面白さを分からせてくれる漫画なのだ。実はかなり新しいスポーツ漫画だと思うので読んでない方はぜひ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-07-22 22:53:44] [修正:2012-11-06 23:26:56] [このレビューのURL]
9点 Suzzさん
連載中なので暫定ではあるが、今のところかなり面白い。
下馬評をぶっ飛ばす・・・まさしく「Giant killing」の興奮を上手く描いている。
裏方視点で描かれる物語は選手・サポーターをも巻き込み、プロサッカーを
題材にしている点を十二分に活かした構成にもなっており、
サッカーをよく知る人、知らない人にも十分楽しめる作りとなっている点も評価したい。
最後に、現時点ではサッカーという題材を扱った漫画の中で最高の一作であると断言する。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-28 12:59:09] [修正:2008-02-28 12:59:09] [このレビューのURL]
9点 パンダマンさん
なんだかやっとフットボール好きな人にも勧められるフットボール漫画が出た感じ
プロのサッカークラブからのまともな視線から描かれているのが逆に新鮮
キャプテン翼から最近までのフットボール漫画は、複雑なフットボールの内容を漫画の中で紹介することから逃げて、ありがちな必殺技対決になるものが多かった。
しかし、この漫画は非常に専門的な事をだれが読んでもわかりやすく書いてある。試合の流れをどうやって監督がコントロールしているのか、選手の管理はどうなっているのか、クラブを支えてる人達はどのような苦労をかかえているのかなど、説明文章ではなくストーリーの中でさりげなく出してくるなど感心してしまう事が多い。現状の日本のフットボールクラブの内容をよくとらえている。
所々で原作者が本当にフットボールが好きなのが伝わってくる
こういうフットボール愛みたいのが詰まってる作品は面白さの安定感が全然違うなぁ
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-01-26 03:53:48] [修正:2009-04-09 23:29:07] [このレビューのURL]
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