昴のレビュー
8点 souldriverさん
バレエという珍しい題材を扱った作品ながら、素晴らしい出来。
ただ単に主人公が天才という訳ではなく、その特異な才能の背景、生い立ちが丁寧に描かれているので説得力がある。
心理描写が上手く、様々な人物の思惑や信念がしっかり表現できている一方で、未知の世界の存在も無理なく描けている。盛り上げるところは最高に盛り上げてくれるし、見せ場への持って行き方も良い。読んでいて鳥肌を立たせられる場面が何度も。
非常に思い切った場面転換や構成の上手さも随所に感じられ、普段全く踊りなどに興味の無い僕にもバレエという世界の奥の深さが伝わってきた。
第二部へのつながりに少し無理があったり、人物像のところどころに破綻があるなど粗も見られるが、それを補って余りある魅力を放っている。第三部に期待。
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[投稿:2007-06-25 18:49:22] [修正:2007-06-25 18:49:22] [このレビューのURL]
8点 wowwow66さん
天才のキャラクターが主人公である漫画というのは私が劣等感を感じるからなのであろうか、あまり今まで面白いとは感じなかった。
でもこれは違かった。作者の圧倒的な演出力に感服するしかできない内容となっている。ただ主人公が変人過ぎて少しだけだが引いてしまうこともあった。
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[投稿:2007-06-19 21:56:49] [修正:2007-06-19 22:06:51] [このレビューのURL]
9点 littleさん
この作者の漫画は、どれも熱くなれるもので
熱い漫画が大好きな自分にとっては最高です。
この先の展開に期待を込めて-1
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[投稿:2007-05-16 18:27:36] [修正:2007-05-16 18:27:36] [このレビューのURL]
9点 カルマさん
読みながら鳥肌立ちまくりでした。
昴が踊り狂う姿は凄まじい。
引き込まれます。
これは曽田正人の演出力によるものなんだろうなぁ。
ホントに脱帽です。
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[投稿:2006-12-03 22:37:52] [修正:2006-12-03 22:37:52] [このレビューのURL]
8点 彩香さん
主人公が陽って感じじゃなくって。徹底的に陰。
むしろライバルのほうがすごい華やかなイメージ。
とにかく昴がすごい暗いし、陰鬱な感じ。
でも、大吾の時より絵が汚くなってちょっとびっくり。
大吾とちがい子供の頃の出来事を丸ごと一巻書いてくれているのでなんでバレーじゃなきゃいけなかった理由がよくわかった。
昴の無茶な感じとか、取り付かれたように踊り狂う姿とかものすごい引き込まれる。あんな踊りができる人はいないだろうけど、すべてを巻き込む恐ろしさみたいな危うい主人公設定がよかった。それと、バレーをしてるときと、してないときの落差がある表情がいい。やる気がないとかじゃなくって、、、死人というか、何もできないあたりが、人生すべてバレーって感じがいい。
曽田作品のすごい奴って感じが一番伝わってるのである意味曽田作品らしいというか、曽田作品の王道なのかもしれない。
それに、本当かわからないけど、昴を書きたいがためにスピリッツに移って、大吾も終わらせたとか、、。
今は連載休止だけど、本人も昴に強い気持ちがあるらしく、そのうち再会したいらしい。
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[投稿:2006-11-27 17:18:17] [修正:2006-11-27 17:18:17] [このレビューのURL]
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