ホーム > 青年漫画 > 月刊アフタヌーン > ヤサシイワタシ

6.69点(レビュー数:13人)

作者ひぐちアサ

巻数2巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:2001年~ / 講談社

更新時刻 2010-08-15 12:01:26

あらすじ 写真部に二年から入部した芹生は問題の人、弥恵に目をつけられる。

シェア
Check

ヤサシイワタシのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全13 件

6点 とろっちさん

何が何やら入り込めないままに終わってしまった青春群像劇。
会話が物語の根幹をなしていますが、誰が喋っているのかわからないことがよくあるのが辛いところ。
読みながらとにかく心がもやもやしてきます。真綿で首を絞められるような息苦しささえ感じられます。

が、なぜか不思議と読後の余韻は悪くないです。
これも澄緒ちゃんのキャラのおかげか。
全体に漂う雰囲気が良質な作品です。
悩みながら、苦しみながら、迷いながら、前向きに歩いていきたいものです。

とりあえず、思ったほどはヒロインにイラッとこなかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-14 21:01:17] [修正:2010-04-14 21:06:52] [このレビューのURL]

8点 トトさん

大学の写真サークルの中の恋愛と青春を描いた、ひぐちアサの自伝的作品。

はっきり言って、ヒロインの性格は破綻しているし、セリフは誰が話したか分からない時があるし、行間を深読みしなければ理解できないことも多い。

ただそれだけに心にストレートに響いてきて、一気に読ませてしまい、登場人物たちに共感してしまうのだろう。

夢や理想、人間関係などに悩む、等身大の学生達の姿がココにある。

カバーをとったところにその後の登場人物の後日談が少しずつのってます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-14 13:08:01] [修正:2009-01-14 13:08:01] [このレビューのURL]

6点 あんりさん

こんなにムカつくヒロインはいない・・・ 
でもそのムカつきは同属嫌悪
ためになった
雰囲気はとても好き

再読:主人公と同じ年代になってからだと 余計、心にズシッと応えた
あとヤエさんのことを前ほど嫌悪しないことに驚き
(肯定はもちろんしないけど)
後半のヒロインとの架けあい?が面白かった

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-04-06 09:42:57] [修正:2007-04-06 09:42:57] [このレビューのURL]

6点 まねきんさん

八重さんが本当に言いたい放題で、グサッとくるセリフが良くも悪くも非常に印象的です。
これはこれで痛快・・・かな?
密度の濃いやりとりはおもしろいと同時に多少イラッとくるので、そういうのが嫌な人は読まないほうがいいですね(笑)

『おおきく振りかぶって』とのギャップに未だ慣れない読者も多いのではないでしょうか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-09-16 12:26:56] [修正:2006-09-16 12:26:56] [このレビューのURL]

6点 真樹さん

ある意味リアルな大学生の恋愛模様。とにかく読んでて痛かった。
何が痛いって、私の大学時代と凄くダブったんです。
私には芹生の全てが他人事には感じませんでしたよえぇ。

作品としてはいかにもアフタヌーン的な、決して読み易くは無い微妙なアングラ感が漂う。
前半は「大人びた若さ」全開の恋愛話。後半はそこに哲学的要素が絡んでくる。
柴門ふみ辺りの世界観を更に痛くて薄暗くした感じ。雰囲気を堪能出来るかがカギかと。
作者自ら仰る通り、話のメインは二巻です。澄緒がひたすらイイ娘!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-09-20 03:36:35] [修正:2005-10-17 01:42:52] [このレビューのURL]

PR


ヤサシイワタシと同じ作者の漫画

ひぐちアサの情報をもっと見る

同年代の漫画

月刊アフタヌーンの情報をもっと見る