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5.81点(レビュー数:71人)

作者高橋しん

巻数7巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:2000年~ / 小学館

更新時刻 2011-01-12 14:08:44

あらすじ 時代背景が「現在」の戦争中の日本。
普通の高校生のはずのシュウジとチセ。彼らの心にも戦争が大きくのしかかり、覚悟を決める時代。

チセの口癖は「ゴメンナサイ」だった。ドジで背が小さく、あまりしゃべらない「彼女」。
ある日シュウジが友達たちと札幌へ買い物に行くと、空襲に遭ってしまう。
そこに現れた日本の最新式の兵器。ソレは敵を打ち落とし、地に舞い降りた。
白煙に包まれたそれは間違いなくシュウジの「彼女」だった。
「ごめんね、シュウちゃん。あたし、こんな体になっちゃった」

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最終兵器彼女のレビュー

点数別:
41件~ 45件を表示/全71 件

10点 seedさん

わたしはとっても感動しました。
英語はカバーめくりながらは見にくかった。
設定とかはよくわからなかったけど、何より感動した。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-30 01:01:32] [修正:2008-03-30 01:04:35] [このレビューのURL]

4点 フクポルさん

<所持歴:全巻。現在は売却>

賛否が分かれてるのに興味を持ち、読んでみました。

高評価を付けてる皆さんのレビューは「なるほどな」とは思いましたが、
自分はというと、高評価は付けれませんでした。

設定がどうとか、ストーリー・キャラがどうとかそういうんじゃなく、
理解出来ないって訳でもないけど、単純に読み難い。
故に、たとえそこにどんな深い意味合いが込められてるとしても分かり辛い。
が、読み難い作品というのは他にもあり、例えば士郎正宗作品などはそれに該当すると思いますが、
そちらは(決して理解出来てるとは言いませんが)凄く好きな作品です。
それなら何故、こうも違うのか。
それはもう自分に「合う・合わない」という感覚的なものなんでしょう。
そんな自分なので、ラストも
「全ての犠牲の上に立ってる」
ということが全く感じられず、
単に
「究極の我侭」
としか捕らえられませんでした。


戦争や、それによって引き起こされる悲劇、理不尽な死など、かなりデリケートなものを扱っていて、
それらを真面目に描いてるとは思いました。

でも、残念ながら自分には合わなかった。
なので、「ちょっと買って損したかなぁ」なんて思ってしまい、
評価も5点から4点に変更。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-03-27 23:02:54] [修正:2010-02-07 16:49:42] [このレビューのURL]

9点 まれらさん

凡百の漫画が叙事詩だとすれば、この作品は叙情詩なのだと思う。設定の無茶苦茶さや展開の唐突さなど些事に過ぎない。読者はただシュウジとチセの感情を辿り続けていればよい。むしろストーリーを追おうとすることで、却って筋道を見失いそうである。
形而上的なものを素材のまま提示すれば、消化に悪いのは事実である。万人受けするとは到底思えないが、うまく折り合った読者にとっては、非常に面白いものになるだろう。(レビュー点数の見事なバラつき具合を見るに、これほど極端な評価を受ける作品も珍しい。)
私にとっては衝撃的な作品だった。読後は何ともいえない喪失感・寂寞感に襲われた。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2007-11-23 15:33:38] [修正:2007-11-23 15:33:38] [このレビューのURL]

8点 Forestさん

もしも戦争で自分の手だけに絶対的な兵器が手に入ったら・・・
そう想像する心強い、しかし怖い
なぜなら自分の命が守れるってことは相手を殺さなければならない
そして、政府に利用されるのは目に見えている。

話の構成的には少しめちゃくちゃなところも多々ありました、
しかし兵器がもたらす自信と不安が読み取れました。

話は全く訳が分からなかったけれど、
自分はストーリー設定の方に目がいってしまいましたね。

それだけで8点?って思うかもですけど、
自然に8点にしてた俺がいる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-10-18 23:25:39] [修正:2007-10-18 23:25:39] [このレビューのURL]

5点 なめくぢさん

この作品は恋愛を絶対的な価値をもつものとして扱う。
それはもはや「信仰」と呼べるほどに美化されている。
それ故に、話の軸は決してズレない。
しかし、作者が恋愛を過大評価しすぎるために、
登場人物はあまりにも独善的になってしまう。
「この漫画が泣けない」という人は
そこに非現実性を感じるのかも知れない。

たった一人のために全てを放り出せることは、
現実にはまず有り得ないことだ。
それをわかっているからこそ、
ちせとシュウジはどこか美しく見える。

恋愛をしている人にはお薦めの本。
是非、幻想に溺れてください。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-05-19 16:37:24] [修正:2007-05-19 16:37:24] [このレビューのURL]

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