イエスタデイをうたってのレビュー
9点 チョッパーさん
恋愛漫画、それも平凡な日常を切り取ったような。
のんびりほのぼのしているのに、それでいてどこか切ない。
イエスタデイをうたってに登場するキャラクターたちは、
まだ青春の真っ只中にいるんですよね。
みんなが悩んで傷ついて、それでも自分の道を模索する。
高校時代や大学時代、誰もが通った道だと思います。
もしくは、まだその最中か。
漫画としての起伏はないかも知れませんが、
それでも非常に魅力のある漫画なんです。
冬目景先生の創りだすこの世界に、きっと染まっていくことでしょう。
刊行ペースが遅いのは構いませんが、
途中で描くのをやめたりはしないでくださいね。
この世界を最後まで見届けたいんです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-12-01 16:14:05] [修正:2010-12-03 12:41:21] [このレビューのURL]
7点 臼井健士さん
まず「絵」ですよ。一見するとラフデザインか?と思うかのような輪郭の不鮮明な登場人物たち。
だが、それは「白」と「黒」の組み合わせで浮かび上がる、さながら「水墨画」に近いような世界だ。
未熟さは感じつつも・・・多分固定ファンは付くのでは?と思わせるものがある。
大学を出たものの、将来の自身の展望を描けないままにフリーター生活を続ける主人公が、想いを寄せ続けるのがかつての同級生の生真面目な女教師。しかも死んだ幼馴染の男を忘れられず、今もとらわれ続けている。
・・・と書くと「めぞん一刻」と似た雰囲気かと思いきや、上記の2人を主軸としてその2人のことを想う周辺人物の心情をも細やかに描き、「いずれは結ばれことが最初から読めてしまっている」めぞん一刻よりは、先行きが気になる作品ではある。
しかも主人公がフリーター、その主人公を好きになった高校を中退した少女・・・等、人物の背景がより現代的になった分、リアルさが増したように思う。
みんながみんな片想いで、順風満帆なカップルなんて全く登場しない。
そこには実るか実らないか判らない自身の気持ちと、先行きの見えない各キャラの人生がクロスして本来ならもっと重苦しいお話になるのではないかなとも思うのだが、なぜか作品としての雰囲気は全体的に明るめなのは意外だ。
欠点は「作者の遅筆」。コミックスがなかなか出ないのを作中で作者自身が自分でツッコミ入れている辺り、かなりの地雷だと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-12-03 12:13:16] [修正:2010-12-03 12:13:16] [このレビューのURL]
7点 BuBuさん
6巻まで読んだ感想など
話はボーイミーツガールで逆ドリカム状態にやきもき!といったどこにでもありそうな感じの内容です。が、この作品を内容だけで語ることは難しく、漫画として読んでみないと分からないのではないでしょうか。
恋の行方を題材にしているだけあって結末まで読まないと何とも言えない部分もありますが、私は非常に魅力的な作品であると思いました。
連載開始が10年前ということもあってかレトロな雰囲気を大切にしていて、その中で登場人物たちの個性が活き活きと描かれています。またキャラクター達の心の機微も丁寧に描かれているので作品の世界に入り込みすい印象を受けました。
絵は粗いのに綺麗という不思議な感じです。表紙や扉絵など本気で描いていると思われる絵は文句なく綺麗なのですが。
3巻あたりからは話を進めるために新キャラを出しては消えていくのが恒例に。
ネタがないので話を引き延ばすためにそういった演出になってしまってるのかなーと感じる部分もチラホラ。早く結末を読みたいです。
個人的にはハルに幸せになって欲しいと思いますw
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-05-07 23:48:10] [修正:2010-09-14 13:10:40] [このレビューのURL]
8点 さかさん
ゆっくりとした三角関係。
こういう雰囲気の漫画が好物なのですごく好きです。
ハルの一途さがかわいすぎる。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-08-10 13:56:49] [修正:2010-08-10 13:56:49] [このレビューのURL]
6点 トトさん
まったりとした3角関係。
少しでも動いたら壊れそうな関係。
そんな中でも日々の生活は動いています。。
大人になりきれない若者にぴったりな独特の雰囲気があるマンガ。
実は結構好きです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-09-28 14:07:08] [修正:2010-07-23 12:23:16] [このレビューのURL]
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