ホーリーランドのレビュー
6点 parkhabioさん
「路上」と「格闘技」は違うってテーマを、漫画にする為にストーリーを付け足した感じ、というアプローチはある意味、新しい。
解説でリアリティを増している風だが、本質的にストリートの喧嘩はシチュエーションや相手で全然変わるからこそ怖くて、決まった法則なんて無い訳で。。
作者が感じた事とフィクションを混ぜているので、喧嘩・格闘技経験の無い人が、ムキになって突っ込んだ検証をすると、逆に格好悪いという意味では確信的なのかも。
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[投稿:2010-06-01 19:44:37] [修正:2010-06-02 01:46:27] [このレビューのURL]
6点 sak4dn1さん
キャラクターの心境変化などがそれなりによく出来ていて、18巻という適度な長さなので、小気味良く読めてしまう。
感情移入はできないけど、タフやバキに比べたら現実感が高い。
格闘技・力ではなく、暴力という切り口の描き方が他のものより一寸長けているなと。
自分は、作者の注釈は意外と好きでした。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-04-13 18:03:30] [修正:2010-04-13 18:03:30] [このレビューのURL]
7点 朔太さん
喧嘩を机上の空論からリアルな格闘に引き戻した点で、漫画におけるK-1効果とも言える。その昔、空手バカ一代も似たような効果を匂わしたが、実在の人物大山升達を美化し過ぎて、リアルさが消えてしまっていた。
喧嘩はスポーツではないが、オトコの本能を刺激するため、本作品も本能の部分で妄想をかき立てた。
一方、街を舞台にした聖地、居場所が主題になっており、主人公達はこの居場所で存在感を示すことで生きがいを感じるという設定だが、これにはなかなか共感できなかった。しつこい位にここを強調していたけれど、説得力はなかった。
神的に弱い人間は格闘にはもっと弱いというのが、一般的常識のように思うけれど。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-07 18:10:52] [修正:2010-02-07 18:12:17] [このレビューのURL]
8点 ジブリ好き!さん
格闘好きな方もそうでない方も、読んで損はないかと思います。
途中の格闘技説明が長くてテンポを損なうと思うかもしれませんが、そこを読み飛ばしても十分楽しめます。
人間ドラマもしっかり描かれていて、主人公が暴力におぼれて行きながらもそんな自分に恐怖したり、主人公の尊敬するカリスマ・マサキも、クールに見えて実は深いトラウマを引きずっていたり。
ぎこちなく不器用だけど本物な友達関係も共感できるかと。
ただ、主人公が何度も同じようなことを悩んでしまうので、すこしだれる部分もあるかと。
最後のドラッグ編も、あくまで大人の力を借りないで、自分たちのホーリーランドを守るという、しっかりしたまとめ方だったと思います。
後日談については、賛否両論かと思いますが、読後の印象を損ねるほどではないので、大した問題ではないかと。
R-16とかTOUGHタフなどが好きな人にはお薦めかも。
最後に、実際には筆者の格闘論より多くの要素が入るので、彼の理論通りやってもうまくいくことは少ないかと。特に一対多数戦やナイフや鈍器をもった相手との戦い方の解説は、その通りなのですが、理想論過ぎる部分が多いかと。。
いずれにせよ、お薦めできる作品です!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-10 21:14:19] [修正:2009-12-10 21:14:19] [このレビューのURL]
5点 カメ田さん
画力はイマイチですが、内容はけっこうおもしろかったです。
格闘技にあまり知識のない自分にとって、テンポ崩してましたが説明は少しありがたかったです。
けど、作者の体験談は不要でした。
「実体験に基づいて…」っていうのが表現したいなら、もっと違う方法があったのではないかと思います。
説明読むのは最初だけで、2回目以降は勢いと脳内補完で読んでます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-09-18 18:13:51] [修正:2009-09-18 18:13:51] [このレビューのURL]
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