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6.53点(レビュー数:28人)

作者藤原カムイ

原作原作・設定:川又千秋 脚本:小柳順治

巻数21巻 (完結)

連載誌月刊少年ガンガン:1991年~ / エニックス

更新時刻 2010-11-11 00:19:33

あらすじ 魔王バラモスの恐怖が消え去ってから約100年…。新たなる魔王・異魔神の出現によって、世界中に邪悪な気配が広がり始めていた。ロトの末裔・アルスは、世界の平和を取り戻す旅に出発する!!

備考 番外編に『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章Returns』(全1巻)、続編に『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章〜紋章を継ぐ者達へ〜』がある。
最終回に大幅な加筆がなされた完全版が全15巻で刊行されている。

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ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章のレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全28 件

3点 gundam22vさん

ダイに比べると終始淡々としていましたし、絵も
迫力がない感じでした。
ドラクエらしいのかもしれませんけど、イマイチ惹きつけられる
ものがない感じが大きかったです。
仲間二人がいきなり結婚したりして、話も「?」な部分
が多かったですし、ラスボスはただ気持ち悪いだけでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-16 09:25:46] [修正:2010-12-16 09:25:46] [このレビューのURL]

8点 そのばしのぎさん

藤原カムイはこの作品より以前のH2Oやチョコレートパニックの頃、漫画ブリッコなどのエロ雑誌においてニューウェーブな作品を発表していた。
知る人ぞ知るという感じだったから、ドラゴンクエストの漫画化なんて話になった時は「大衆に迎合した」なんて不満をもらす声も一部から聞こえた。
まぁ、あれです。密かに掘り当てた宝の地図が大っぴらになったという、ファンの我侭な独占欲の心理なんですけど。

しかし、メジャーの世界に行ってもやはり藤原カムイは凄かった。
それまではストーリー展開といった物よりも、感性を直にぶつけてくる作家だったが、一般受けするセオリーを踏まえながらも、カムイさんらしさが出ている。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 12:47:44] [修正:2010-09-20 13:38:42] [このレビューのURL]

5点 三助さん

中盤までは面白かったのですが、終盤異魔神が復活してからがちょっと。
デザインの問題ですかね、異魔神自体にラスボスとしての貫禄が感じられません。
あっさりやられましたし。

それとケンオウ達を途中でクロコダイン化させないで最後まで活躍させて欲しかった

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-10 18:46:21] [修正:2010-08-10 18:46:21] [このレビューのURL]

8点 臼井健士さん

ロト伝説で大魔王・ゾーマが倒されてから、竜王がアレフガルドを支配するまでの空白期間に地上世界アレフガルドで何があったのかを描いたほぼオリジナルストーリー。

ガンガン創刊時の目玉連載だが、後にガンガンを共に支えることになった「ハーメルン」「パプア」「グルグル」らはいずれも初連載の新人作家だったため、最初はいい雰囲気でも長期に連載が続くと「初めて故」の作家としての底の浅さが隠せず、広げた風呂敷を上手く包み込めないまま終わった印象がいずれも強い。

カムイ先生は唯一、ガンガンが育てた作家ではなく他から連れてきた一応キャリアのある方だった。
その点でやはり他の方と比較しても画力にしても構成力にしても見せ方にしても抜きん出ている。
ドラクエ漫画はこれと「ダイの大冒険」が双璧だと思うが、月刊誌連載だったこともあって巻数では「ダイの大冒険」の半分程度だが、面白さでは甲乙付け難い。

山場はやはりアレフガルドでの獣王・グノン率いる数十万の軍団に立ち向かっていく場面。
保身のために勇者を街から追い出そうとする民衆を守るための戦いは、ともすれば「投げやりにさえなりかねない」危ういものだった。四天王と聖戦士たちの対決も苛烈で「死闘」の名に相応しい。

異魔神の強さはドラクエの世界観すら破壊させかねない凄まじいものだった。
何よりも「りゅうせい」(流星・・・つまりはメテオ)が絵的にも威力も凄まじい!
倒せたことが未だに信じられないのだが・・・・・・(笑)。
そして、アステアは・・・・やはり女の子だったのだろうか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-03 09:12:58] [修正:2010-07-03 09:12:58] [このレビューのURL]

9点 鋼鉄くらげさん

ガンガン発行コミックスの、発行登録番号「0000」を持つ作品。

ドラゴンクエストのスピンオフ作品の中で一番好きな作品というだけでなく、今まで自分が出会ってきた作品の中で、間違いなく上位十傑に入るという作品。この作品の続編である通称「紋継ぐ」に随分と不満な感情を抱くのは、偏に前作のこの作品が途轍もなく面白く、高い完成度を誇っていた作品だったからに他なりません。

基本的な物語のベースとしては、ドラクエらしいシンプルでクラシカルなストーリー展開であるにも関わらず、一方で合体魔法などのオリジナル魔法や、超古代文明の存在といった、プラスアルファの独自の要素も取り入れている、実に果敢で、挑戦的な試みを行なっていた作品です。

では何故10点ではないのかと問われれば、それはやはり最終決戦で、これまでに作り上げてきたキャラクター達の扱いがあまりにも「ぞんざい」だったためだと思われます。せっかくの最終決戦であるにも関わらず、今までのキャラクター達に、ほとんど見せ場が無いまま戦いが決着した事は、やはり長い間ストーリーを追いかけてきた一人の読者としては、一抹の寂しさを感じました。

ただ、そうは言ってもそこに至るまでの過程はかなり熱いものがある作品なので、この作品は、かつての子供達だけでなく、今の子供達にもぜひ読んで欲しい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-06 20:27:58] [修正:2010-03-06 20:27:58] [このレビューのURL]

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