ホーム > 青年漫画 > ヤングキングアワーズ > 惑星のさみだれ

6.62点(レビュー数:43人)

作者水上悟志

巻数10巻 (完結)

連載誌ヤングキングアワーズ:2005年~ / 少年画報社

更新時刻 2011-07-21 13:22:59

あらすじ ある朝起きたら言葉を喋るトカゲがいた……。
平凡な大学生だった夕日の前に現れたトカゲの名はノイ。彼は地球を滅ぼす魔法使いから姫を守るために馳せ参じた騎士という。拒否する間もなくノイから指輪と能力が与えられた夕日に襲いかかる敵。逃げまどう夕日を救ったのは隣りに住む少女・さみだれだった。野望を隠し持つ姫さみだれにトカゲの騎士ノイ。そして心に傷を持った歪んだ騎士・夕日。野望にバトルに恋愛?に。地球を巡る小さいようででっかい物語が始まる。

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惑星のさみだれのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全41 件

4点 rocket乙πさん

評価が高いので読んでみましたが、正直、どこが面白いのかまったく分からない。                                                                                                                                                          

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-09-12 01:02:51] [修正:2012-09-12 01:03:41] [このレビューのURL]

ネットでの評価が、すごい!おもしろい!でしたので一気買いして読んでみました。
が、自分はあまり楽しめませんでした。

概略は、主人公が修行して強くなってヒロインの女の子のために尽くすというバトル漫画です(私はそういうふうに読んでました)。
ラスボスの目的が「地球を破壊する!」ということで、どんどん手下を主人公側にけしかけるのですが、そいつらがあまりにもしょぼすぎます。手下が10体くらいでてくるのですが、どいつもこいつもゴジラやウルトラマンの怪獣以下の大きさ・破壊力です。

主人公のメガネが成長する物語やとしてみても、彼の物語前半までのネガティブ思考があまりにも痛すぎて感情移入できませんでした。

絵も苦手です。

これが王道だっ!というふうに評価されているみたいですが、ドラゴンボールやスラムダンクを読んだ方が万倍マシでしょう。たぶんこの漫画を読む層はとっくに読んでいると思いますが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-08-19 10:13:37] [修正:2012-08-19 10:13:37] [このレビューのURL]

7点 nonbiriさん

この漫画をボロクソに批判する人の気持ちも少しわかる
成長前のキャラ達はリアルに中二臭いし、特に前半は好感の持てるキャラが皆無
その反面、伏線は綺麗だし、キャラの成長や心情の変化も上手く描かれている
能力の応用も面白いし、序所にテンションが上がって10巻でスッパリ終わっているところも良い
本当に好きなキャラは全然いないのだが、10巻の最後の戦いでは、こいつらには全員幸せになってもらいたいと思いながら読んでいた

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-20 03:56:36] [修正:2011-10-20 03:56:36] [このレビューのURL]

6点 森エンテスさん

色んな意味での「青さ」も含めて、この作品の魅力なのかもしれません。

その部分に慣れてしまえば、クライマックスへ向けての展開などは、秀逸なモノがあるのではないかと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-07 20:11:52] [修正:2014-12-17 23:32:59] [このレビューのURL]

0点 マヒロさん

自分の中では最高に気持ち悪い漫画。

友人に進められて全巻読んだが、ネットでの評価は高すぎると感じた。

まずキャラクターが全員うすっぺらい。誰ひとりとして好ましく感じるキャラクターが居なかった。

たぶんこの作家さん独自の持ち味なんだろうが、どのキャラクターもみんな同じ臭いしかしない。

良い言い方をすれば飄々としている、となるのだろうが、全員が全員、感情が気迫で冷めており、何を考えているのか明確には描かれない。

その行間を想像したり、どこか達観し、冷めたキャラクターたちに魅了される人も多いのかもしれないが、自分にとっては全員が劇を演じている劇団員のように感じられた。(演じる項目には「薄っぺらく」という支持付きの)

感情が希薄で達観したキャラ達が描かれる他の作品として、「ぼくらの」があるが、そちらにはこの作品に感じた嫌悪感は一切感じられなかった。

その差はどこにあるか。

簡単な心理描写などが描かれてない事もないが、あと一歩踏み込んだところまで届いていないのだ。むしろ作為的にそこまでは書いていないような気さえする。

だからキャラクターに何も共感できないし、キャラクターが何人死んでも少しも心揺さぶられなかった。むしろ死に様のうすっぺらさにどんどん冷めて行くばかりであった。

何よりも気持ち悪かったのが、ヒロインであるさみだれである。

自分は不治の病で治ることが無い。
親からも愛情を注いでもらなえない。
私は世界に愛されない。
だから世界を壊す。

……街中で刃物を持って暴れて、人を殺す犯罪者と変わらない……。

こういう思考を持ち行動するキャラクターが敵として出てきたなら、メインキャラクター達は全員でそいつをフルボッコにし、バカにし、蔑み、哀れみの目を持って粉砕するだろう。

ところがさみだれはヒロインなので、そうはならない。

裏切られたはずの全員が、愛をもってさみだれを諭そうとし、止めようとする。何の腹立ちも憤りも無しに。

そして、さみだれに惚れているヒーロー様が、さみだれが好きだからというバカみたいな(バカも対外にして欲しい)理由でさみだれを「助け」て大団円、となる。

なんじゃそれ?

中二病で裏切り者の犯罪者が、何のペナルティも無く、「助けられて」終わる。

今まで自分が読んだ中で、最高に気持ちの悪い終わり方でした。
吐きそうになりました。
これを書いている今も吐きそうです。

この漫画は要するに好きな馬鹿な事をしようとしている女の子の為に必死こいて頑張る男の子の話なんですが、それならそれでもっと書き方があったと思う。

好きな女の子なら(どうしてあんな女を好きだと思えるのかそのあたりの描写も実に稚拙で全く共感できないのですが)何をしてもいいんですか?
ヒロインならばノーペナルティですか?
あれが大団円の終わり方なんですか?

ナイスレビュー: 3

[投稿:2011-08-22 06:26:55] [修正:2011-08-22 06:26:55] [このレビューのURL]

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