惑星のさみだれのレビュー
8点 二軍Tシャツさん
良い。
ちょっと絵が受け付けなかったが、いやいやもうそんなの関係ない、良い。
一人一人のキャラをたたせるのが非常に上手く、誰かが死ぬことで泣かせる作品には多少の抵抗があった僕ですが、はい、やられました。
完結がとても楽しみです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-07-07 23:49:42] [修正:2009-07-07 23:49:42] [このレビューのURL]
6点 bugbugさん
普通のバトル漫画かなと思っていたのですが
作中のテンポが独特でなかなかに味があります
キャラを惜しみなく切り捨てるところはメジャー誌だと真似できませんね
キャラクターにファンが付きすぎているので
主人公周りだけを掘り下げるのではなく、ある種群像劇的でもあり
それぞれの葛藤・苦悩をよく描けていると思います
物語が終盤に入り、これからいろいろな謎が解明されていくと思うのですが
結構楽しみにしています
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-06-01 20:28:10] [修正:2009-06-04 01:43:54] [このレビューのURL]
8点 あんりさん
ナイスなキャラ達が舞台をととのえ、お膳立てして早々と退場していく
やられましたね
ファンシーでベタな少年漫画っぽいのに
哲学的な要素も含み
ダークな側面もある
説明しにくいが あるイミ的な斬新さを感じた作品
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-04-18 00:20:27] [修正:2010-06-03 18:28:54] [このレビューのURL]
9点 鋼鉄くらげさん
夢を持っている少年達にではなく、夢を持っていた「かつての少年達」に贈られた物語。
人って、少年・少女から「大人」へと変化する過程の中で、突然この世の全てが憎くなり絶望し、最終的にはこんな世界なんか滅んでしまえばいい、なんていう考えになってしまう時期があると思うんです。それはつまり、自己以外の全てに対する存在意義の否定です。しかしそれは逆に言えば、それほど強大な意志を持った、他者に対しての自己肯定の願望意識の現れであるとも言えると思うんです。つまり、「私を認めて欲しい」という意識です。
この物語は、そんな絶望と願望から生まれた作品のように思えます。
ある日突然、子供達は気付いてしまうんです。
世界は限りあるもので、宝島や夢の王国なんていうものは存在しない。
社会は欺瞞に満ちていて、正義のヒーローや神様なんていうものも存在しない。
あるのはただただ「現実」のみで、そこには空虚で冷たい世界しか存在していない。
そんな、社会に絶望してしまった「かつての少年達」に贈られた、「残された希望」とは何かを問い掛けた物語。それが、この「惑星のさみだれ」という作品だったのではないかと思います。
最後に、この作品を一度全て読み終えた人には、もう一度最初から読むことをオススメします。もう一度読み直すと、作者が終盤に向けて序盤に仕掛けた伏線の数々が、意味を持ってもう一度姿を現してくると思います。
「こんな世界なんか、滅んでしまえばいい」
そう思っている人達に、ぜひ一度読んでみて欲しい作品です。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2009-04-02 19:48:44] [修正:2010-12-02 12:03:43] [このレビューのURL]
8点 カメ田さん
久々おもしろいバトル漫画に出合いました。
登場する獣の騎士のチョイスが地味にツボりました。
獣の騎士団と言いながらカマキリやカジキマグロを持ってくるとは考えもしませんでした。
今後どうなるかとても期待してます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-03-18 02:20:51] [修正:2009-03-18 02:20:51] [このレビューのURL]
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