ホーム > 青年漫画 > 月刊ドラゴンエイジ > 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

7.16点(レビュー数:18人)

作者杉基イクラ

原作桜庭一樹

巻数2巻 (完結)

連載誌月刊ドラゴンエイジ:2007年~ / 角川書店

更新時刻 2009-11-25 06:42:33

あらすじ 現実主義の女子中学生・なぎさと、自分を人魚だと言い張る不思議な転校生・藻屑。2人の少女の出会いが、甘く切ない思春期の痛みを呼び寄せる。桜庭一樹の原点といえる小説を気鋭・杉基イクラが鮮烈に漫画化!!

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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないのレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全18 件

9点 そうすけさん

本当に哀しいですが、ぜひ多くの人に知ってもらいたい作品です。
原作小説ももちろんいい出来ですが、漫画版も画力がかなり高く、原作の雰囲気そのままなのでお勧めできます。

購読済み。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-09-09 21:58:14] [修正:2010-04-29 00:24:02] [このレビューのURL]

9点 kshrtさん

原作未読。

書きたいことは下のレビューの方々が書かれています。

しっかりとしたストーリー構成、丁寧に描かれたキャラクター、印象的なラストなど秀逸な作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-15 21:10:13] [修正:2010-04-15 21:10:13] [このレビューのURL]

9点 peru0816さん

原作小説既読

1年半前なんとなく書店で手にした文庫本がきっかけでこの「砂糖菓子」を買い、その日に読み切り、コミックス化をネットで知り次の日に即購入。
装丁も変わっていて綺麗で気に入りました。

小説版は1ページ目にいきなり結末から入りますが、コミックス版だと順を追って進んでいきます。
内容はリアリティとしては薄いですが、社会的に極身近にある問題ではないでしょうか。
子供ではどうしようも無い現実や、感情を壊してまで生きていく藻屑など…痛々しいけれどそれでも懸命に生きようとする姿勢に心打たれました。
そして絵がとても綺麗で少女の儚げな感じが上手く出ています。

内容や終わり方が特殊な為に万人受けするものでは無いと思います。
駄目な人でも一度は目を通して頂きたい本です。

また別作品で桜庭一樹さんと杉基イクラさんのコミカライズを期待しています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-04 14:58:53] [修正:2009-12-04 14:59:22] [このレビューのURL]

7点 ITSUKIさん

[ネタバレあり]

原作未読。

引き篭りの兄と生活していくために社会的に自立するという『実弾』を欲するなぎさと、過酷な家庭環境の所為で自己を保つ為に「自分は人魚なんだ」という空想を作り出してその世界『砂糖菓子の弾丸』を撃っている(様にみえる)藻屑。

この二人の主要人物の設定や、伏線をしっかり張られたストーリー展開は面白かったです。(面白いってのはここでは楽しいとかそういう意味での面白いではなく、「素晴らしい」に近い意味です)
作画も綺麗で文句なし。
特に藻屑の表情はどれも印象的でした。

タイトルの意味が明らかになるにつれ、なんて悲しいタイトルなのだと思いました。
また近いうち読み直したいなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-07 05:54:22] [修正:2009-11-07 05:54:22] [このレビューのURL]

7点 taroさん

登場人物それぞれが、家族だったり、自分だったりを、守るための現実逃避している。
それらが絡み合って、救い様の無い方向へと進んで行く。

それらの現実逃避が、とてもまっすぐな物であると言う事に、絵が説得力を持たせているように思う。
内容も良いが、それを表現できる、画力の勝利といった感じ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-07-09 22:11:13] [修正:2009-07-09 22:11:13] [このレビューのURL]

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