龍 〜RON〜のレビュー
9点 torinokidさん
まるで大河小説でも読んでいるかのよう。
日本(満州含む)近代史を描いた作品では頂点と言ってもいいかも。
重いテーマを長期連載していたにも関わらず、ストーリーの破綻もなく
また絵が荒れることもないあたりは、さすが村上氏。
史実との整合性についてもお見事。名作ですな。
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[投稿:2010-12-14 10:55:39] [修正:2012-02-19 00:49:36] [このレビューのURL]
9点 blackbirdさん
最初は伏線がどうなっていくのか、行く先が全く読めませんでしたが、
最後にはよくぞこれをまとめたなあと感心しました。
壮大な大河ドラマですね。
この作者は長編をきれいにまとめますね。
長いからといって絵に乱れもなく、安心して読めます。
主人公がすごいのは当たり前(?)ですが、女性の芯が強い。
沢山出てくる人物ですが、どれも魅力的なキャラです。
中でも甘粕氏・・・さすが超クセ者です!(笑)
物語に厚みを持たせてくれます。
ただ、やっぱりとっても長いので、気合入れないと全巻はなかなか読み返せません!
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[投稿:2011-04-06 23:48:18] [修正:2011-05-09 15:47:22] [このレビューのURL]
8点 くっさんさん
あれ、レビュー数少ないですねーーー。このマンガ無茶苦茶面白いのに。
著者は六三四の剣からのファンで最初は「昔バージョンか?」という印象でしたが、巻が進むにつれ凄い展開になります。
当初の話からはかなり飛躍したラストになりますが、ロジックがしっかりしているので違和感はありません。
時代に翻弄された人間ドラマですがスケールがでかくかつそれを上手くまとめられている良作です。
映画かされてもいい作品です。
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[投稿:2010-09-08 17:44:00] [修正:2010-09-08 17:44:00] [このレビューのURL]
8点 ごまあぶらさん
漫画としては堅い部類に入ってしまい、読むのに躊躇してしまうかもしれません。
しかし、私はここまでスケールの大きな話は見たことありません。
最初はただの学生の話だったのに気付けば「世界」のはなしまでいっているじゃあないですか。
現実に存在していた(であろう)人たちも大勢出てきますし、その人物の使い方もうまいものです。蒋介石などもちゃっかり使うあたりもすごいですし、作者の眼の付け所が、五箇所くらいあるんじゃないかとおもいます。
ストーリーが大きすぎて、しかも伏線消化上手。消していくかのよう。
漫画としてではなく、話としては好き嫌いはおいておけばとてつもない評価を与えてもいいのではないでしょうか。
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[投稿:2005-05-10 00:11:12] [修正:2005-05-10 00:11:12] [このレビューのURL]