ホーム > 少年漫画 > 週刊少年ジャンプ > NARUTO-ナルト-

5.11点(レビュー数:160人)

作者岸本斉史

巻数73巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1999年~ / 集英社

更新時刻 2012-08-24 18:23:59

あらすじ 忍の里・木ノ葉隠れの里の少年・うずまきナルトは忍者学校(アカデミー)の超問題児。毎日いたずらばかりして、イルカ先生に怒られている。その上、学校では落ちこぼれで卒業もおぼつかない。だがナルトには、里の忍びの長(おさ)・火影(ほかげ)の名をついで、里一番の忍者になるという夢があった。しかし、そんなナルトを見る里の大人たちの視線は冷たい。実はナルトには出生の秘密があった・・・

備考 本編終了後、外伝「七代目火影と緋色の花つ月」が短期連載(全1巻)された。

シェア
Check

NARUTO-ナルト-のレビュー

点数別:
56件~ 60件を表示/全160 件

4点 あんずさん

あくまで個人的な意見なのですが、ナルトとサスケの友情ってそんなに深いものだったかな?っていつも思っていました。
サスケの後をいつもナルトは追っかけて、絶対連れ戻してやるんだ!って意気込んではいるけど、お前らそんなに仲良かったか?って。
確かに中忍試験までは十分な時間はあったけど、ナルトとサスケの友情を育んでいる場面がそもそも少ない…。
なので、ナルトが何でそんなにサスケに執着するのか分からない。
でも、話はどんどん進んでいく。
ちょっと置いて行かれてる気分でした。

私が読んだのは47巻まで。
ちゃんと全巻そろえてたけど、最後のほうは流し読みしてたな…。
ただ、WJのよくあるパターンの「なんかダラダラ続いてる」感ではなく「わー、なんか変な方向行っちゃってる…」って言う、決して面白い意味ではないハラハラ感がある。
この漫画は結構、人を選ぶんじゃないかなって思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-10 13:35:28] [修正:2010-06-10 13:35:28] [このレビューのURL]

7点 NINTOKUさん

この作品も10年が経ちました。私は中学から読み始め、現在大学生で来年から社会人です。
しかし、作中のナルトはまだ16歳です。そんな若い歳で常に死が付きまとう世界にいるナルトが友であるサスケを殺す覚悟を決めるのに時間をかけ悩むのは当然ですしサスケが復讐に取り憑かれるのも若さ関係しているかもしれないと感じます。なのでナルトの気持ちの整理の時間をグダグダと称したり、サスケの行動に批判している人の気持ちがしりません。またパワーインフレや後付け、ご都合主義は確かにあります。しかし、10年という歳月のなかでここまでしっかりした内容、テーマを書いている岸本さんは尊敬に値します。2部が酷いという意見もありますが1部と2部では岸本さんが描こうとしている視点が変化していますので1部と同じ読み方をしていると確かに違和感を感じます。特に忍術の深み、世界の広げ方は2部では顕著です。
長々と語ってしまいましたが読み応えがある作品です。
終わりを迎えるまで付き合うつもりです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-18 03:51:57] [修正:2010-05-18 03:51:57] [このレビューのURL]

6点 福岡太郎ノ助さん

個人的な意見なのですがジャンプのナンバー2の位置にいるいい意味でも、悪い意味でもジャンプらしいマンガだと思います^^;正直伏線とかパワーバランスとかがもう何がなんだか、な所もありますがw面白い漫画漫画した作品かと。主人公の性格は正統派なジャンプキャラな気がして何だかほっとさせられます♪

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-10 16:10:11] [修正:2010-05-10 16:10:11] [このレビューのURL]

9点 B・Aさん

最新51巻で累計1億冊を超えたバケモノマンガです。


これだけ多くの人に読まれているには、それだけの理由があると思います。現に僕自身毎回単行本が出るたびに買ってたりしますしね。

ただこれもバケモノマンガの「ワンピース」と比べてすごくバランスが悪いのも事実なんですね。

バトルや設定、話の展開が心躍る一方、キャラ描写や話の展開(今度は悪い意味で)にもクセがあり、その両方が目に付くからか、多くの人に賞賛とバッシングの嵐を巻き起こしているのではないかと思うんです。



まずは好きな部分。

これは単純に色んな忍術が出てきて楽しいです。おしまい。

…て訳にもいかないのでもうちょっと説明。たくさんのキャラクターが敵味方問わずに出てきて色んな技を出すって単純だけどそれだけで面白いです。キン肉マンに夢中になっていた頃は新しい超人のかっこいい技が出るだけで、もう嬉しくってたまらなかったのを思い出します。実際毎週のように新キャラを新しい技と共に作り出すのって本当大変だと思います。

それに「ジョジョ」「ドラゴンボール」「忍空」「うしおととら」「ハンターハンター」など順当に影響を受けて(良くも悪くも)その遺伝子を引き継いでいることもプラスになっているのではないでしょうか。
ジョジョが生み出した能力対決が忍術にすり替わっただけ、という見方もあるでしょうが、それこそそれで面白くなればいいんじゃないかとも思うのです。
発明なんて最初の一人しか出来ないんですから。



ただお話の部分になってくるとちょっと話が難しくなってくる。さっきも言いましたが、いい部分と悪い部分がどちらも大きすぎて一方だけを語るのが適当ではなくなってしまうからです。

忍者学校から中忍試験、そして大蛇丸から木の葉くずしと大きな話の筋はとても順当で、正しい流れだと思います。自分(ナルト)の世界が徐々に広がっていき、使える忍術も広がり敵も強大になっていきます。

それ自体はとても正しいと思えるのですが、いかんせん色んな部分にご都合主義が目に余ってしまうのです。



それは一つは世界観。
いわゆるナルト達は敵の情勢を探る忍者ではなくて金で雇われる傭兵の国として存在しているのだけど、それにしてはあまりにも国の外、つまり忍者ではない世界を描かなすぎるんじゃないかと思うんです。
それを描くことによってこの作品で描きたかったテーマを生かすことが出来るし(僕が思うこの作品のテーマは後述)、だからこそ忍者に生まれてきたことの悲哀みたいなことを出せるんじゃないかと思うんです。

忍者、忍者というわりにやっていることはただの潰しあいに見えて個人の私怨の為に国が滅ぶ危機が起こりすぎるのは、もうちょっと大人が何とか出来ないものか、なんて思ったりもするんですよね。



あともうひとつ、ナルト世代の異常な強さがあげられるんではないかと。

これもご都合主義でそういうもんだと言う事も可能ですし本筋からはずれるんですが、実は結構重要な部分だったりします。

よくありがちな最初の中忍試験をがっつり描きすぎてみんながすごくなりすぎちゃった感じになってしまったのですが、それにしても毎年中忍試験はやるはずでだからこそ火の国は回っていってるわけです。

後の砂影になる我愛羅は例外としても、その他の忍者達はあっという間に世界のトップクラスの敵忍者とタイマン張って勝ってたりします。
この世界にとってはナルトとその仲間と教えてくれる先輩、親世代。それしかいない訳です。その他はもう無きが如くといった感じで、そのせいで世界観がより縮こまってしまったのではないかと思います。



ただ多少の世界観の小ささはどうであれ、ここまでテンションを高めながらこれたのはやっぱり並大抵のことではないと思います。
これもきっとワンピースの作者にも言えることだと思いますけど、終わり方、終わらせ方のビジョンがある程度出来ているからこそ、そのテンションが続くのだと思うんです。

『はじめの一歩』も面白いし、その巻数も多いのですが、『ナルト』『ワンピース』とは違って明らかに終わり方とか何にも(あるいは一歩と宮田くんの対決ぐらいしか)考えておらず、話があっちいったりこっちいったりしています。けれどむしろそうなるのが普通なので、単行本を50巻越えて一本の話を作ることなんて、もうそれだけで両手をあげて降参するしかないくらいすごいことなんだと思います。


あと、このマンガで一番チャレンジしているのはそのテーマ性。


僕は『つながり』だと思っています。


登場人物は一様に誰かとのつながりを常に意識しており、それが絶たれた状態をナルト、サスケなどの『孤独』を表し、誰かと繋がっている状態を火の国の絆や仲間で現し、それを紡いでいくことを世代間の引継ぎであらわしている。
あくまですべては『つながり』を意識して作られ、それは今までの少年マンガではなかなか無かったテーマではないかと思うのです。(仲間意識とか孤独だけとかはありましたがそれらを包括してのテーマではなかった訳です)

少年マンガに限らず、どうしてもお話を見るとき個人としての考えや行動に目がいってしまうものです。それを全体で感じさせようとするチャレンジは、それが成功していなかったとしても高く評価されるべきではないでしょうか。


ある意味一番ジャンプマンガらしいとも言える作品かもしれません。



不満もありますが、やはりよきにつけ悪きにつけ一流のマンガだと思います。




ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-03 12:36:29] [修正:2010-06-09 22:15:19] [このレビューのURL]

3点 不知火舞さん

中忍試験まではおもしろかった。
それ以降はつまんない。
アクションばっかでどっかの外人には人気ある。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-03 05:10:09] [修正:2010-05-03 05:10:09] [このレビューのURL]

PR


NARUTO-ナルト-と同じ作者の漫画

該当なし

岸本斉史の情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊少年ジャンプの情報をもっと見る