あらすじ 東西新聞社は、100周年記念と銘打って、古今東西和洋を問わずに美食の粋を極めたメニュー、 『究極のメニュー』を作る話がもちあがる。 だが、そこは100周年記念。生半可な仕事ではない。 社主自らが試験を行い、それに合格したものを担当に選んだ。が、そこで選ばれたのは、グータラ社員・山岡士郎と、新人・栗田ゆうこだったのだ・・・。 (ちなみに、「究極のメニュー」は連載して20年を超えているというのにまだ完成していない) ときおり、士郎とその強烈すぎる父、海原雄山との確執も交える料理漫画である。
備考 1987年第32回小学館漫画賞青年一般部門受賞。 1988年TVアニメ化。 また1994、2007年にそれぞれ唐沢寿明、松岡昌宏主演による実写ドラマ化、1996年には佐藤浩市主演により実写映画化されている。
美味しんぼのレビュー
4点 ark1304さん
料理知識はもちろん、味のあるキャラも豊富。
原作者の極端な政治思想もツッコミどころとして捉えれば読んでいて楽しくなってくる。
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[投稿:2005-06-18 18:31:13] [修正:2005-06-18 18:31:13] [このレビューのURL]
5点 American418さん
これは、雁屋哲の漫画です。
作者の思想がかなり強烈なほど出ています。
自身が在住しているオーストラリアを過激に持ち上げ、
逆にアメリカと日本の事をしょっちゅう批判したりしています。マックを持ち上げ、Windowsを「それはないだろ」と思えるほど
徹底的に貶していたりしています。
この漫画では、北大路魯山人をベースにしたとされている
海原さんのキャラクターがあまりにも強烈すぎます。
移動中に渋滞に巻き込まれた時に
「なんという混み方だ。必要もない連中が車に乗るからだ!
馬鹿どもに車を与えるなっ!!」と発言したり、
弟子が古備前の名品高い皿を割った時に
「この皿一枚ほどの価値もないおまえが!死ね!死んで償え!」
とか言ったりしています。
ともかく、そんな海原さんなどのキャラクターの強烈さがこの作品の一番の肝なのではないのでしょうか。
しかし、最近では長期連載になって話自体がマンネリになっていたり、ネタも尽きてきているし、海原さんみたいな強烈だったキャラクターが、ヌルくなったりして面白くなくなったりしています。
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[投稿:2005-05-19 12:53:58] [修正:2005-05-19 12:53:58] [このレビューのURL]
4点 ムキッキーさん
食の世界を題材にするにあたり、作者が良く研究されていると思います。
料理の絵が上手く、お腹が減ったときに読むと辛いものがあります。
話の節々に、偏った作者の思想が垣間見えます。
山岡の嫁さんが異常なくらい海原雄山に肩入れするのが妙です。
どっかの巻に山岡夫妻と作者達の対談と言う企画があった。
最近の巻を見たところ山岡夫妻はどんどん太ってきているように思える。
絵柄の変化なんだろうがあんなに外食とかグルメ三昧やってて
体型が横に広がってもなんらおかしくは無い。
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[投稿:2005-05-19 09:58:48] [修正:2005-05-19 09:58:48] [このレビューのURL]