NANA−ナナ−のレビュー
3点 bkさん
漫画内の倫理感が理解できかねます。
これをありえないと笑い飛ばすのならともかく
共感するってのが今の世の状況なんでしょうか。
あと、ヒットしてからの引き延ばしはどうかと。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-24 16:52:41] [修正:2009-03-24 16:52:41] [このレビューのURL]
6点 ピルクルさん
一度読んだだけで人物の相関図がだいたいわかる構成力はすごいと思う。
作画も看板漫画だけあって華があるし、作中の会話も面白いと思う。
でもね内容がね、、、全然共感できないんだ。
この漫画の良さは避妊て大事だよねって教訓になるところだと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-12-03 20:23:18] [修正:2008-12-03 20:23:18] [このレビューのURL]
4点 ずんどこponさん
ヤスというイケメンハゲの存在が無かったら、このマンガに対する俺の印象は
?パンクっぽい事をやってるっぽい
?何か知らんが女に人気らしい
?ハムスターグループのお話らしい
※ハムスターグループ:例として大学の仲良しサークルが挙げられる。グループ内でセックスのフォークダンスを繰り返す。
「別れて落ち込んでる時に優しくされて好きになっちゃった」が
大義名分。
の3つくらいだったでしょう。
俺はパンクにはあんまり詳しくは無いからそこへの批判は出来ないけど、作品全体に流れる不運な人生を歩んできた人達の
雰囲気はどことなく風俗嬢とかが好みそう。
そして、孤児であり精神的に不安定なレンとは対照的に、同じ孤児ながら落ち着いていていつも周りを気遣うヤスの存在は
色んな意味で輝いていた。
こんなカッコいいハゲになりたいと思った。
ハチ(主人公らしいです)のようなビッチは普通の感覚からすればやはり好まれないとは思うし俺も好きじゃない。
でも色んな誘惑に負けてしまう事にでは無く、その過去を乗り越えたんだよという事に主眼を置きたいと思う。
未来?のシーンで、ハチが子供を愛でる時のあの笑顔。
もうあの頃のビッチでは無く母の顔でした。
後は、演出がクドイ。未来と過去が交差する時に語りかけを使っているが、作者自身がおまけページでネタにする程だった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-11-08 10:26:47] [修正:2008-11-08 10:26:47] [このレビューのURL]
1点 腹ペコKUMAさん
この漫画が映画化された時位に読んだのですが、
たしかその時この漫画の魅力として
”現代の女の子が共感できる”
みたいなことがよくあげられていた記憶があります。
彼氏がいるにもかかわらず、
憧れのバンドマンとも関係を持ち
あげくどちらの子かわからない子供を妊娠。
僕が世間知らずなだけかもしれませんが、
無理ですね。気持ち悪くなりました。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2008-10-10 23:21:19] [修正:2008-10-14 09:48:40] [このレビューのURL]
1点 Mikky-Dさん
ストーリー云々の前に、作者の、パンク・ロック・ムーブメントを含むポピュラー音楽史(あるいはその文化)に関する無知に辟易する。明らかにシド・ビシャスをモチーフとしたキャラに代表されるそのイメージはあまりに貧しく幼稚で、見ていて辛い。
おそらく、これらの原因として、シド・ビシャスのパンク・アイコンとしての神格化と、彼とナンシー・スパンゲンについてのエピソードの徹底的な美化が作者の根底にあるのでしょう。しかし、これらが一方的かつ表面的な見方であることは、星の数ほどある関連書籍や映像をちょっと調べればすぐ理解できます。
まず、シドの神格化についてですが、彼を、体制への反抗、既成概念の破壊といった一般的に言われるパンク・ロック・ムーブメントにおける精神姿勢の体現者と捉えている方が、作者以外にもいまだに多くいることは事実です。
しかし、当時のロンドンにおけるパンク・ロック・ムーブメントに関わった多くの人間の証言から、彼がライフスタイルや音楽あるいは文化的表現者として何らかの信念を持っていたことを見出すことは全くできません。むしろ当事者の多くの発言からは、一部の策略家や関係者(マルコム・マクラーレンやヴィヴィアン・ウエストウッド等)に踊らされ、流され、ついにはハード・ドラッグに手を出し、その過剰摂取によって死んでいったかわいそうな無知な若者と見たほうが常識的に考えて自然です(ただし、個人的には、人間としてあるいはベーシストとしては最低な人間ですが、シンガーとしてはある種の資質を持っていたと考えていますし、決して嫌いなわけではないです)。
また、ナンシーとの関係ですが、指摘している方がいらっしゃるように、おそらく2人の関係を美化した映画「シド&ナンシー」あたりに影響を受けたのでしょう。
しかし、この映画が当時のロンドンの状況と、2人の関係性をを正しく表していないことは、多くの当事者たちの発言から明確です。例えばジョン・ライドン(ジョニー・ロットン)は、インタビュー等でこの映画で描かれたパンク・ロック・ムーブメントの描写と、2人の関係の美化について厳しく批判し、「この映画で評価できるのは、シドを演じたゲイリー・オールドマンの演技だけ」と述べています。
彼らは、覚せい剤(ヘロイン)によって結ばれ、覚せい剤によって直接的あるいは間接的に死んでいった、残念な人たちでしかないのです。また、ナンシーの死後、シドが別の女性と深い関係を持っていること等から、2人の愛情の深さも大いに疑問です。
もっとも、薬物と暴力にまみれ、薬物の影響から、ところかまわず嘔吐、失禁、意味不明な発言を繰り返し、まともな社会生活さえ送れないような男女を、ちゃんと認識した上で、それでも「カッコいい」と思っているのであれば、これ以上言うことはありませんが。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2008-10-02 19:06:44] [修正:2008-10-02 19:06:44] [このレビューのURL]
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