ヒカルの碁のレビュー
7点 shunさん
序盤はファンタジーな展開でありながら、
途中から現実路線にシフトしていき、ファンタジー部分をそぎ落としても面白さを保った名作。
囲碁にまつわる世界の面白さと、主人公の成長やサブキャラの魅力で、
当初の大昔の最強棋士が現在居たらというifストーリーから、うまくシフトチェンジしたのは見事でした。
だんだんうまくなる画力と、動きのない描写を心情を過剰に表現せずに魅力を持たせたのは
作画担当の力を見せつけたという印象。作中でキャラの成長を十分に感じさせられる。
ただ、終盤の北斗杯編は完全に蛇足。最終局の結果以前に必要性を全く感じなかった。
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[投稿:2014-07-22 16:57:43] [修正:2014-07-22 16:57:43] [このレビューのURL]
9点 テムさん
ファンタジーとリアルが最高の形で融合されている超傑作マンガ。
佐為の存在が本作をいい意味で少年マンガにしていて、導入部から自然な流れでマンガに引き込まれる。
囲碁の勝負も超熱く、なんだか知らないけどシビレる。
そうなんです。何人もレビューで書いてると思うけど囲碁のルールを知らなくても楽しめるんです。もうその時点で名作決定ですよね。
ストーリー展開が純粋におもしろいんです。
ヒカルが一人立ちして自分の実力で勝負していく展開も好み。
ほんと影響されまくって俺、意地で囲碁覚えたし。
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[投稿:2014-04-24 14:23:50] [修正:2014-04-24 14:23:50] [このレビューのURL]
7点 pazzoさん
囲碁には全く縁のない人生を歩んできたが、この漫画は楽しめた。
少年漫画の王道を描き切った。ジャンプ漫画にありがちな引き伸ばしがなかったのも良かった。
佐為がいなくなってからも失速しなかったのはスゴイと思う。
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[投稿:2013-08-29 08:54:40] [修正:2013-08-29 08:54:40] [このレビューのURL]
9点 gazetterさん
囲碁ブームの火付け役という作品だけあって囲碁が全く分からない自分でもとても楽しめた。
話が進むにつれどんどん引き込まれていって最後まで楽しめた。
DEATH NOTEも含めこの方の漫画はすごい。
アニメもかなり名作の出来。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-08-19 23:37:02] [修正:2013-08-19 23:51:31] [このレビューのURL]
8点 hydir7さん
当作品のように現実を扱う作品には「画力」と「マンガでやる意味」が
不可欠だと思っている。
まず、画力について。
申し分ない。
囲碁を扱う以上、バトルマンガと違い
どうしても「静」を描写しなければならない。
それは、少年漫画としてはリスキーであるとも言えるが
表情の描写や、空気感、時に囲碁打ってるんだよねコレ?とおもうような
迫力描写も織り交ぜながら見事に描き切ったなと。
退屈しないシーン作りには結構苦労されたのではないでしょうか。
そして、「マンガでやる意味」について。
ただ囲碁をやって主人公が強くなって最後優勝して終わるだけでは
「囲碁」という異色な題材をマンガに使う意味がない。
この作品は根底にある「設定」が全て。
現代の囲碁界最強騎士と過去の最強騎士が戦ったらどうなる?
こんなだれもができる震えるような妄想をリアルに描いてこそマンガでやる意味が
あるというもの。
ストーリー冒頭のなんの知識ももってない主人公が
最強クラスの力を手に入れた際の周りの反応や、主人公自身の心情の変化など、
しょっぱなから立派な少年漫画じゃないですか!
「主人公」以外の設定は現存していてもおかしくないほどリアルで、
だからこそ主人公のありえない設定を受け入れらる読者。
リアルな表現力をもつ「画力」と妄想を駆り立てる「設定」。
この点を評価したいです。
一個だけ難をつけるなら、ラストの尻すぼみ展開。
なんかあったのかな?もっと続けてほしかった
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[投稿:2013-06-17 15:36:16] [修正:2013-06-17 15:36:16] [このレビューのURL]
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