あずみのレビュー
7点 かずーさん
途中までは間違いなく10点。
修行仲間との非情な殺し合い、そして下界へ・・・。
爺を信じ役目をこなしていくうちに、どんどんと減ってくる仲間たち。
そして、ついにあずみ一人に。
爺の秘密、家康との因縁、仇敵とのコラボ、家康成敗へ・・・。
ここらあたりまでは完璧。
単なるチャンバラ漫画ではなく、良質なヒューマンドラマと言っていい展開。
しかし話が進むにつれ1テーマ完結構成になり、なんかマンネリ感が出て
きてしまう。確かに面白いんだが・・・。それは作者の力量か。
そしてあるテーマの時に、いきなりあずみ出生の秘密テーマに飛躍し、
突然のフィナーレ。うーんストレス溜まるなあ。
なんであんなに飛躍したんだろうか?
小山ゆう氏なら、もっと上手いエンディングを創作できたんじゃないかなあ。
途中のマンネリ化と、最後の(悪い意味での)飛躍ぶりが減点材料。
うーむ、惜しい。
ただ全体通して夢中になって読める漫画だと思います。
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[投稿:2010-02-05 18:59:46] [修正:2010-02-05 19:51:10] [このレビューのURL]
8点 メカざわさん
チャンバラ系の漫画ですね。描画が生なましいので初心者には向かないかもしれません。
内容は歴史好きにはたまらなく、歴史が苦手な私でも引かれ続けるものでした。後半は残念ながら淡々とした内容と感じられてしまうかもしれません。人気漫画の試練ではありますが、少し完結を急いだほうがよかったかもしれません。
刀が主流の作品としてるろうに剣心と比較してみると、戦闘シーンは少年漫画のバトルに近いるろうに剣心に比べ、時代劇ドラマに近いサバサバしたバトル。その描画が本当にリアルで危機感があり、そしてドキドキできるものであります。ただ、グロ系に抵抗力が0の方は読むのがつらいかもしれません。
完成度の高いこの作品。私は好きですね。
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[投稿:2009-08-17 19:26:53] [修正:2009-08-17 19:26:53] [このレビューのURL]
3点 佐々木裕健さん
登場人物の命や運命に対する容赦なさ、その中でも懸命に生きようとしたり、逃げてしまったりする人間たちの群像劇は単なる感動を越えて、民主主義、平和主義はおろか、警察さえもろくに機能していないような初期江戸時代の生々しさを感じることができ、その点だけでも十分個性的である。
10巻までならば満点の価値があった。
しかし残念なことに、作者はこの作品を作品として美しく完結させようとする意思は皆無であり、あずみという永遠の少女をただただ長く描き続けることのみを目的としている。
主人公を偏愛するあまり、作品としての価値を捨ててしまったわけである。
この姿勢自体は、非難はしても仕方の無いことではあるが、あずみに萌えたいのではなく、完成された物語に浸ることを願っている人にとっては、10巻前後以降は蛇足以外の何物でもない。
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[投稿:2007-06-12 16:04:04] [修正:2007-06-12 16:04:04] [このレビューのURL]
5点 riozousanさん
長すぎる。
同じことの繰り返しになっている・・・
あずみの裸のシーンが無駄に多い。
男性にはいいのかもしれないけど・・:
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[投稿:2007-05-29 23:05:43] [修正:2007-05-29 23:05:43] [このレビューのURL]
5点 コステロガーデンさん
孤独との戦い。
面白い事は面白いんですが、
結局この作品の主人公も
小山流の変なテンションの
キャラだったりするんですよね。
この作品で、あのテンションはどうかと思います。
話が長過ぎるのもどうにかしてほしい作品です。
でも何となく読んでしまいます。
映画版のあずみよりは、
スタイリッシュさに欠けますが、
ずっと面白いです。
◇この作品の個人的価値=全35巻で 3500円也。
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[投稿:2005-06-15 22:14:10] [修正:2005-07-03 23:23:07] [このレビューのURL]
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