ホーム > 不明 > 短編集 > 虫と歌 市川春子作品集

6.28点(レビュー数:7人)

作者市川春子

巻数1巻 (完結)

連載誌短編集:2009年~ / 講談社

更新時刻 2009-12-12 02:55:23

あらすじ 深くてフシギ、珠玉の4編を収録。待望の単行本!!
・僕の妹は、僕の指から産まれた。妹への感情は兄妹愛のそれを超え、「ひとつになりたい」と願う。(『星の恋人』)
・飛行機墜落事故で生存した大輪未来と天野すみれ。助け合う二人に、意外な形で別れの時は来る。(『ヴァイオライト』)
・肩を壊した高校球児の雪輝。日々""成長""を続けるヒナとの出会いで、彼が見つけたものは――。(『日下兄妹』)
・3人の兄妹が暮らす家に夜の闖入者、それは虫であり弟であった。共同生活を始めた彼と兄妹たちの距離は縮まりーー。(『虫と歌』)

出版社サイト作品紹介より

備考 短編集のため連載開始年には発行年を記載。
第14回手塚治虫文化賞新生賞受賞作品。

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虫と歌 市川春子作品集のレビュー

点数別:
6件~ 7件を表示/全7 件

5点 ITSUKIさん

短編だから、というよりも作風としてなのだと思いますが、世界観を理解する為の解説が少ないので一読して内容を把握するのが難しいと思いました。
その為、SFなのに最後まで世界にひきこまれませんでした。

とにかく行間を読ませる感じなのですが正直わかりづらい。
後半の二編はそれなりに楽しめましたが、前半の二編はよくわかりませんでした。絵も何が起きてるのかわかりづらく感じました。。
一冊読みきるのに疲れました。

まぁ、でも読み手によっては面白いと感じる人もいるだろうとは思いました。
自分の読解力の無さが問題ですかね(汗

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-18 03:37:37] [修正:2009-12-18 03:37:37] [このレビューのURL]

6点 Mサトゥーさん

短編4編を収めた作品集。

表紙の印象とは大分違います。これジャンルとしてはSFなんでしょうか?
作品に登場する科学者は全員頭のネジが緩んでます。弐瓶勉がブラム!の絵柄で描いても違和感ないようなことを平気でやらかしてます。結構残酷なシーンもあります。

・・・それなのにナゼでしょう。なんだかほろ苦い味わいのファンタジーみたいな仕上がりです。

正体不明の引力のある作品。読んで損はナイかと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-12 04:10:33] [修正:2009-12-12 04:33:33] [このレビューのURL]


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