テルマエ・ロマエのレビュー
7点 Suzzさん
一応ギャグ漫画?なんだと思うし、実際マンガ喫茶で余裕で吹いたのですが、それよりも何よりも発想の斬新さに驚かされる。
技術とかコマ割りとかは二の次。十分上手いですけども。
個人的にタイムスリップって手法は古今東西を問わずよく使われる手法だと認識しているのですが、このマンガの中での用いられ方は最終的には現代に何気なく存在するものが「何故良いか」「いいものはいいんだ」という現代を賛美する方向に進められる点が非常に興味深い。
そしてなんでだろうね、温泉に行きたくなるんです、これが。
こんなライトな読み口の漫画なのに、人に影響を及ぼす。そんなパワーが魅力。
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[投稿:2010-03-17 01:38:51] [修正:2010-03-17 01:38:51] [このレビューのURL]
8点 ITSUKIさん
最近漫画好きな方の間で非常に話題にあがっていたので買ってみました。
あらすじからぶっ飛んでいて、こんな設定をよく思いついたなと感心しました。
1巻の時点では話の構成は毎回同じでワンパですが、それでも面白い。内容が斬新すぎます。
少しずつですがローマの時代の方では話が展開していて、1巻でもう皇帝とか出るところまで出ちゃったんですがこれからどうするんでしょうね。
お風呂って生活の中でこんなに画期的で重要なモノだったとは・・・
もう風呂に毎日入っているのが当たり前な現代だからこそ、この作品は面白いのだと思います。
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[投稿:2010-03-14 23:30:43] [修正:2010-03-14 23:30:43] [このレビューのURL]
8点 jonnyさん
最近あっちこっちの本屋で積まれておりますこの作品。
訳のわからないタイトル、訳のわからない表紙、訳のわからない紹介ポップ、それを手に取る僕
ということで買ってしまったんですが
読んでしまったんですが
いやはやこれはどうにも面白い。
簡単にあらすじを説明します、簡単に。
古代ローマ人の建築家が現代の日本にタイムスリップ
しかし現代の日本といっても風呂限定
そこで得たヒントを元にローマで頑張るよっ!
です。
このローマ人の彼が、これがまた物凄く真面目で、勉強熱心なんですね。
タイムスリップして日本の風呂に着いたら、まあ初回こそ焦っていたものの
2回目以降は何か得て帰らねばと裸のまま奔走しています。
そして彼がいちいち、日本の風呂のあれこれに驚嘆している姿が、いいですよね。ね。
僕たち日本人にとっては日常、当たり前な風呂グッズたちが
彼にとってはもうノーベル賞ものの発明かってくらい輝いて映っているのです。
一瞬滑稽に見えなくもないんですが、
ちょっと考えると確かにこれ凄いよなぁ、とか思ってしまいます。
つーか温泉行きてぇなチクショーってなってきます。
もうそうなったら、負けですね。
いやはや、いいお湯でした。
じゃねぇや、いい漫画でした。
まだ一巻だけども。
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[投稿:2010-02-20 01:18:41] [修正:2010-02-20 01:18:41] [このレビューのURL]